男子テニスツアーの下部大会であるアディダス・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント(東京/東伏見、賞金総額1万ドル、ハード)は21日にシングルス準々決勝4試合が行われ、第2シードの
関口周一(日本)が第6シードの
竹内研人(日本)を6-1, 6-3のストレートで下し、準決勝へ進出した。
関口は2回戦を終えた日に行ったtennis365.netのインタビューで今大会への意気込みについて「全仏の予選を目指している。しかし先週体調不良で万全の態勢で試合に臨めず負けてしまったため、ポイントが足りないので優勝しかない。優勝しないと限りなく不可能。」とコメント。
また準々決勝に向けては「次は竹内選手ですが、今のところ3勝2敗という結果。簡単に勝てる相手ではない。同年代の選手には負けたくないし、お互いが意識することによって全員が上がって来られた。同年代でフューチャーズを盛り上げることができるのはとても嬉しいこと。」と語っていた。
関口は準決勝で早稲田大学出身の
吉備雄也(日本)と対戦する。
吉備は2回戦でディフェンディングチャンピオンの
片山翔(日本)を下し、準々決勝では
菊池玄吾(日本)を7-6(7-3), 6-7 (7-9), 7-6 (7-5)の大接戦の末に勝利して勝ち上がった。
もう一方の準決勝は、第7シードの
仁木拓人(日本)を7-5, 6-2で退けた元世界77位の
D・ウドムチョク(タイ)と、
鈴木貴男(日本)を7-5, 6-3で下した
江原弘泰(日本)の両者が対戦する。
また同日に行われたダブルス準決勝では、昨年覇者の片山翔/
佐藤文平(日本)組が守谷総一朗/
斉藤貴史(日本)組を7-5, 6-3で下し、第2シードの
井藤祐一(日本)/
近藤大生(日本)組との決勝に臨む。
大会6日目の22日は、午前11時よりシングルス準決勝2試合が行われ12時30分以降に、ダブルス決勝が行われる。
ITF男子フューチャーズ大会は4週連続で大学を舞台に行われ、先週の亜細亜大学に続き今週は早稲田大学、25日から山梨学院大学、31日から筑波大学で開催される。
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