男子テニスツアーの下部大会であるアディダス・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント(東京/東伏見、賞金総額1万ドル、ハード)は20日にシングルス2回戦が行われ、初戦で第1シードの
近藤大生(日本)を破ったベテランの
鈴木貴男(日本)が
綿貫裕介(日本)を6-4, 6-3で下し準々決勝へ進出した。
大会4日目にあたるこの日は、雨天により屋外コートに併設する屋内コートで開催された。
サーブ&ボレーを主体とする鈴木は、強力なストロークを持つ綿貫に対して2度のサービスブレークを許すも、逆に4度のブレークに成功し、ストレートで8強入りを決める。
鈴木は、
佐藤文平(日本)を7-5, 6-1で下して勝ち上がった
江原弘泰(日本)と準々決勝で対戦する。
また、今大会を主催する早稲田大学の現役生で初戦を突破した大城光と
栗林聡真(日本)は、大城が第3シードで全豪オープン3回戦進出の実績を持つ
D・ウドムチョク(タイ)に5-7, 3-6で、栗林は第7シードの
仁木拓人(日本)に1-6, 1-6でそれぞれ敗れている。
【シングルス準々決勝の組み合わせは以下の通り】
鈴木貴男 vs. 江原弘泰
D・ウドムチョク(3) vs. 仁木拓人(7)
吉備雄也(日本) vs.
菊池玄吾(日本)関口周一(日本)(2) vs.
竹内研人(日本)(6)
同日に行われたダブルスの準決勝では、第2シードの
井藤祐一(日本)/ 近藤大生組が第3シードの仁木拓人/
小ノ澤新(日本)組を6-4, 3-6, [10-7]のスーパータイブレークで下し決勝進出を果たした。
大会5日目の21日は、午前10時30分よりシングルス準々決勝4試合と、ダブルス準決勝1試合が行われる。
ITF男子フューチャーズ大会は4週連続で大学を舞台に行われ、先週の亜細亜大学に続き今週は早稲田大学、25日から山梨学院大学、31日から筑波大学で開催される。
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