第36回全国選抜高校テニス大会(福岡/博多の森テニス競技場、砂入り人工芝)は26日、男子団体の決勝が行われ、柳川(福岡)が東海大菅生(東京)に3-2で勝利し、2年ぶり18度目の優勝をおさめた。
団体決勝はシングルス3試合とダブルス2試合の計5試合が3セットマッチで行われ、合計3勝以上を挙げたチームの勝利となる。
両校の対戦は東海大菅生が2勝0敗と先行するも、高校男子テニスを代表する強豪校の柳川がここから3勝を挙げて逆転勝利を挙げた。
上位4シード校が揃って勝ち上がった準決勝で、柳川は一昨年3位の四日市工(三重)を3-2で下して3年連続となる決勝へ進出。関東地区優勝の東海大菅生(東京)は、ここ3年連続で決勝へ進出し2度優勝をおさめている相生学院(兵庫)を3-0で下して、初の決勝の舞台へ勝ち上がっていた。
決勝の試合結果は以下の通り。
【左が柳川、右が東海大菅生】
シングルス1
●安上昂志 vs. ○斎藤和哉, 5-7, 5-7
ダブルス2
●平田龍一/ヘルナンデス亨 vs. ○松田広人/小見山僚, 1-6, 6-2, 0-6
シングルス2
○町田亮 vs. ●田中凜, 7-5, 4-6, 6-4
ダブルス2
○木野翔/武田直也 vs. ●宮武響大/小桧山駿, 6-4, 3-6, 6-3
シングルス3
○萬福健太郎 vs. ●杉山和誠, 6-0, 4-6, 6-1
今大会は団体戦が22日(土)から26日(水)に博多の森テニス競技場で行われ、24日(月)から27日(木)にかけて個人戦(シングルス)が九州国際テニスクラブで行われる。
男女の個人戦シングルスの優勝者は、全米オープンジュニアのシングルス予選への出場権を獲得する。
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