3月21日から27日に福岡県の博多の森テニス競技場・九州国際テニスクラブで開催される、第36回全国選抜高校テニス大会は21日に開会式と組み合わせ抽選会が行われた。
博多の森テニス競技場のセンターコートで開催された開会式では、昨年度優勝校の男子・相生学院(兵庫)と女子・富士見丘(東京)を先頭にして男女各48校の入場行進後、国旗・大会旗の掲揚、昨年度の優勝旗返還、大会役員らによる挨拶、そして甲府第一(山梨)の小倉正寛主将による選手宣誓が行われた。
特別ゲストとして登壇した植田実デビスカップ日本代表監督は「勝つための最善を尽くして欲しい。我々もチェコ戦で皆さんの代表として最善を尽くします。」と、出場選手に向けて語った。
開会式終了後、明日から始まる団体戦の組み合わせ抽選会が同会場で行われた。
この抽選会は、まず男女それぞれシード4校を除く44校が抽選を行い、最後にシード4校がトーナメント表の四隅のいずれかを決める抽選を行う。
シード4校の組み合わせは以下の通り。(左側がシード校)
【男子】
東海大菅生(東京) vs. 新発田(新潟)/東山(京都)の勝者
相生学院(兵庫) vs. 清風(大阪)/川越東(埼玉)の勝者
柳川(福岡) vs 磐城(福島)/法政二(神奈川)の勝者
四日市工(三重) vs. 富山国際大付(富山)/沖縄尚学(沖縄)の勝者
【女子】
京都外大西(京都) vs. 星稜(石川)/藤代(茨城)の勝者
秀明八千代(千葉) vs. 新潟一(新潟)/折尾愛真(福岡)の勝者
名経大高蔵(愛知) vs. 園田学園(兵庫)/日大東北(福島)の勝者
沖縄尚学(沖縄) vs. 大商学園(大阪)/白鳳女(神奈川)の勝者
今大会は団体戦が22日(土)から26日(水)に博多の森テニス競技場で行われ、24日(月)から27日(木)にかけて個人戦(シングルス)が九州国際テニスクラブで行われる。
男女の個人戦シングルスの優勝者は、全米オープンジュニアのシングルス予選への出場権を獲得する。
■関連記事■
《男子出場校決まる<全国選抜高校テニス大会>》《相生学院が2連覇狙う柳川にリベンジ果たし男子団体優勝◇第35回全国選抜高校テニス大会》《女子は富士見丘が優勝◇第35回全国選抜高校テニス大会》