10日から開催する男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権に2連覇を狙う
錦織圭(日本)が第1シードで出場する。今大会は上位4シードの選手が1回戦を免除されているため、2回戦からの登場となる。
錦織は2回戦で、
L・ラコ(スロバキア)と
B・ベッカー(ドイツ)の勝者と対戦する。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は準々決勝で第6シードの
S・クエリー(アメリカ)、準決勝で第3シードの元王者
L・ヒューイット(オーストラリア)と対戦する可能性がある。
錦織はクエリーとの対戦成績を1勝3敗としている。また、ヒューイットとは0勝2敗。
錦織とヒューイットは、今年のブリスベン国際男子で対戦し、その時錦織は逆転負けを喫している。
昨年のアメリカ国際インドアテニス選手権で錦織は
I・マルチェンコ(ウクライナ)、
D・ヤング(アメリカ)、
M・チリッチ(クロアチア)、
M・マトセビッチ(オーストラリア)、
F・ロペス(スペイン)に1セットも落とさずに勝利して、ツアー3度目のタイトルを獲得しており、今年は大会2連覇を狙う。
これまで24歳の錦織は、2008年のデルレイビーチ国際テニス選手権、2012年の楽天ジャパン・オープン、2013年のアメリカ国際インドアテニス選手権でツアー優勝している。
今年に入り錦織はブリスベン国際男子で2年連続の4強入り、エキシビション大会であるAAMIクラシックで優勝、全豪オープンでは4回戦で
R・ナダル(スペイン)に敗れるも大接戦を演じた。
そして、国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対カナダ戦では、シングルス2勝とダブルス1勝をあげ、日本初のワールドグループ ベスト8進出の原動力となった。
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