テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対カナダ戦は1日、大会2日目に登場した
錦織圭(日本)/
内山靖崇(日本)組が
D・ネスター(カナダ)/
F・ダンチェビッチ(カナダ)組を6-3, 7-6 (7-3), 4-6, 6-4で下し、日本は通算2勝1敗とワールドグループ初勝利へ王手をかけた。試合後の会見で、日本のエース錦織がこの日の試合を振り返った。
当初、日本からは
杉田祐一(日本)/ 内山靖崇組が出場する予定だったが、杉田祐一から錦織に変更した。
この試合、錦織/ 内山靖崇組は息の合ったプレーでネスター/ ダンチェビッチ組を3時間2分で下した。トータルポイント獲得数では錦織/ 内山靖崇組が144、ネスター/ ダンチェビッチ組は126だった。
錦織は「昨日の夜の時点でダブルスに出る事を監督から言われた。ウッチー(内山靖崇)とは楽天で組んでいたので心配なかった。相手も強い2人でしたけど、勝ちにいく事を頭に入れた結果、いいプレーも出て、勝ちきる事が出来た。」と、コメント。
ペアを組んだ21歳の内山靖崇については「彼ら(ネスター/ ダンチェビッチ組)に勝てたのは、心から嬉しい。ウッチーのいいプレーが出た。彼(内山靖崇)は初めてのワールドグループで、ここまでのプレーが出来るのは将来とても頼もしいデ杯の一員になると思う。」と、錦織。
「ウッチーから意見があれば言い合える2人になってきたのは嬉しかった。2人で盛り上げていかなければいけないので、あまり上下があっても僕としてもやりにくい。今日みたいに思い切ったプレーをしてくれれば、僕自身もやりやすい。」
3日連続の戦いになる事については「体力的には問題はないと思います。しっかり準備して、明日の戦いに臨みたいと思います。」と、意気込みを話した。
監督の植田実氏は「ダブルスで勝てたという事は、チームとしての自信・励みになったと思います。」と、コメント。
明日2月2日(日)はシングルス2試合が行われ、日本からは錦織と
添田豪(日本)が登場する予定。日本は錦織と添田豪のシングルスどちらかの勝利でワールドグループ初のベスト8進出となる。
もし、日本がカナダを下した場合、準々決勝では2連覇しているチェコ共和国とオランダのどちらかと対戦する。
日本とカナダ戦の組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 ○-×
P・ポランスキー(カナダ)・シングルス第2試合:添田豪 ×-○ F・ダンチェビッチ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:錦織圭/ 内山靖崇 ○-× D・ネスター/ F・ダンチェビッチ
【大会3日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 vs F・ダンチェビッチ
・シングルス第2試合:添田豪 vs P・ポランスキー
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