テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対カナダ戦は31日、大会1日目の第1試合で世界ランク135位の
P・ポランスキー(カナダ)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下した
錦織圭(日本)。試合後の会見では、世界ランク11位でカナダのエース
M・ラオニチ(カナダ)の欠場についてコメントした。
「正直に言うとチャンスではあると思います。彼(ラオニチ)は僕よりもランキングが高い。まさか欠場するとは思っていなかった。」と、話した。
ラオニチは前日の会見で、全豪オープンで負った負傷により欠場と発表されていた。
また、今年の全豪オープンでグランドスラム自身初の3回戦進出を果たした
V・ポスピシル(カナダ)は、同大会4回戦を戦う前に怪我により棄権を申し入れていた。そして、今大会ではシングルスに出場せず、ダブルスに出場予定。
「ヴァセク(ポスピシル)は全豪から怪我をしていたので、そうかもと思っていた。」
「複雑は複雑ですね。デ杯は優先順位としては高いですが、個人戦に影響してくる。それぞれ想いはあると思うけど、欠場する勇気も大変だったと思う。」
デビスカップは他の大会とは異なる形式となっており、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行い、2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利することとなる。
日本とカナダ戦の組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× P・ポランスキー
・シングルス第2試合:
添田豪(日本) ×-○
F・ダンチェビッチ(カナダ)【大会2日目】
・ダブルス第1試合:
杉田祐一(日本)/
内山靖崇(日本) vs V・ポスピシル/
D・ネスター(カナダ)【大会3日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 vs F・ダンチェビッチ
・シングルス第2試合:添田豪 vs P・ポランスキー
■関連記事■
《錦織「ナダルを思い出すくらい」<デビスカップ>》《錦織「理想的な3セットで勝てた」、エースの大役果たす<デビスカップ>》《錦織、チャンからの助言「内緒です」<デビスカップ>》《王者ナダルが錦織を絶賛「トップ10に入る可能性がある1人」<全豪オープン>》■関連動画■
《復活の兆し見せるフェデラーが謎のラケットの正体明かす!ATP男子ツアーマガジン Vol.200》《大活躍見せるワウリンカが得意のバックハンドを炸裂!ATP男子ツアーマガジン Vol.200》