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男子テニスでエキシビションのムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード)は26日、A・マレー(英国)はJW・ツォンガ(フランス)に5-7, 3-6のストレートで敗れ、復帰戦を勝利で飾れなかった。
この試合で、両者サービスキープを続けるもゲームカウント5-6、マレーのサービスゲームでセットポイントとなるブレークポイントを握ったツォンガがネットへ詰めたマレーの頭上をロブで抜き、このセットをゲームカウント7-5で先取。
第2セットもツォンガは204キロのサービスエースでスタートしたが、マレーにブレークを許す。しかし、続く第2ゲームでツォンガがブレークバックに成功すると、第4ゲームでもマレーのサービスゲームをブレークしたツォンガがゲームカウント4-1とリードを広げた。
その後サービスキープを続けた両者だがゲームカウント5-3、サービング・フォー・マッチをキープしたツォンガが1時間12分で勝利を収め、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が待つ準決勝進出を決めた。
マレーは今年のウィンブルドンで1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりとなる悲願の地元優勝を飾ったマレーだったが、前年度覇者として出場した全米オープンでは準々決勝で敗退。
翌週に行われた国別対抗戦デビスカップでは、祖国イギリスがワールド・グループへ返り咲く原動力になっていた。
その後は腰の手術を受ける事を決断し、出場を予定していたタイ・オープン、楽天ジャパン・オープン、上海マスターズ、BNPパリバ・マスターズ、ATPワールド・ツアー・ファイナルズを欠場、今大会が復帰戦となっていた。
6選手によってトーナメント形式で行われるこのエキシビション大会。初日には準々決勝2試合が行われ、その勝者が準決勝で第1シードのR・ナダル(スペイン)と前年度優勝者で第2シードのジョコビッチと対戦する。優勝者は賞金25万ドルを獲得する。
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(STATS/tennis365.net)
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