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今月開催された女子ツアー大会、OEC台北WTAレディース・オープンで初戦敗退に終わり、2013年シーズンを終えたクルム伊達公子(日本)。
11月25日発表の最新世界ランキングでは、森田あゆみ(日本)の60位に次ぐ日本人2番手の65位に位置している。
クルム伊達は2012年のシーズン終盤、3大会連続での決勝進出(優勝1大会、準優勝2大会)を果たして2013年最初のグランドスラム、全豪オープンの本戦ストレートインを決めるとその全豪では単複で活躍を見せた。
【クルム伊達の全豪オープン2013】
クルム伊達は2013年に入り、シンセン・オープンで予選2試合に勝利して本戦出場、続くアピア国際女子でも予選3試合を勝ち抜き1回戦でC・デラクア(オーストラリア)に勝利して2回戦進出と、前年終盤の好調を維持したまま全豪オープンに臨む。
迎えた全豪オープン1回戦の対戦相手は前年の東レ・パンパシフィックオープンの覇者でもある第12シードのN・ペトロワ(ロシア)。
強烈なサーブを放つぺトロワに対してクルム伊達はサービスブレークを重ね、6-2, 6-0のストレートで下す金星を挙げ、全豪オープンが1968年にオープン化して以降では、史上最年長での勝利を記録する。
そしてクルム伊達の快進撃は止まらず2回戦では元世界11位のS・ペア(イスラエル)を6-2, 7-5で下す。
3回戦では、世界ランク56位のB・ヨバノフスキ(セルビア)に敗れ、1994年以来19年ぶりとなるベスト16入りこそ逃すも全豪での3回戦進出は自身1995年以来18年ぶりのこと。
さらに2009年に現役復帰して以降では、グランドスラムを通じて初の3回戦進出となった。
この勢いはA・パーラ=サントンハ(スペイン)と組むダブルスでも続き、2回戦で昨年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した第2シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/ L・フラデカ(チェコ共和国)組を下す大金星を挙げ、
2013年最初のグランドスラムでクルム伊達は単複とも最高のスタートを切った。
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