男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)決勝で
R・ナダル(スペイン)を下して2連覇を達成した
N・ジョコビッチ(セルビア)が、全米オープン後の快進撃について語った。
ジョコビッチは今年、全豪オープンで自身4度目の優勝を飾ったものの、これまで1度も優勝した事がない全仏オープンでは準決勝でナダルに敗れた。そして、その後のウィンブルドンでも決勝戦で
A・マレー(英国)に敗れ、全米オープンでも決勝でナダルに敗れ2年連続の準優勝に終わった。
そんなジョコビッチだったが以降は快進撃を続け、チャイナ・オープン男子、上海マスターズ、BNPパリア・マスターズ、さらにATPワールドツアー・ファイナルの4大会で優勝を飾った。
「2011年に続いて、今季はこれまでのテニス人生で2番目に良かったシーズンだったと思う。最も前向きな事は、特に全仏と全米で悔しい敗戦をナダルに喫しながらも、その後は何とか本来の調子を取り戻す事が出来た事。」
「全米以降、物事をゆっくり考えてナダルとの試合で何が悪かったかを分析して、また彼(ナダル)から勝利を得られるためには何が必要なのかを理解する事に努めた。より一層の練習を積んで、自分は技術の高い選手になった。この2カ月半の成績は自分がどれほど向上したかをあらわしていると思う。」
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