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男子テニスのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は2日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのR・フェデラー(スイス)は第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に6-4, 3-6, 2-6の逆転で敗れ、2年ぶりの決勝進出とはならなかった。
この試合、第1セットを先取したフェデラーは第2セットの序盤でジョコビッチのサービスゲームをブレークし、ゲームカウント2-0とリードする。しかし、ギアを上げたジョコビッチにこのセットだけで2度のブレークを許し、セットカウント1-1となる。
勝敗がかかる第3セット、フェデラーは序盤でジョコビッチにブレークされ、その後もブレークバックのチャンスを迎える事なく、2時間で準決勝敗退となった。
今回の対戦で、フェデラーはジョコビッチとの対戦成績を16勝14敗とした。
今季不調と囁かれていたフェデラーは今大会では好調で、準々決勝では第4シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を下し、ジョコビッチとの準決勝へ駒を進めていた。
また、フェデラーは2011年のBNPパリバ・マスターズで優勝を飾っており、今年は2年ぶりのタイトル獲得を狙っていた。
一方、勝利したジョコビッチは2009年以来4年ぶりの優勝に向けて、決勝で第1シードのR・ナダル(スペイン)と第3シードで昨年覇者のD・フェレール(スペイン)の勝者と対戦する。
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