女子テニスツアー最終戦であるWTAチャンピオンシップ(トルコ/イスタンブール、ハード)は27日、シングルス決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第4シードの
N・リー(中国)を2-6, 6-3, 6-0の逆転で下し、今季11度目のタイトルを獲得すると同時に、元女王
J・エナン(ベルギー)以来となる大会2連覇を達成した。エナンは2006・2007年に連覇していた。
決勝戦、第1セットでセリーナはリーのサービスゲームで1度もブレークチャンスを握る事が出来ず、このセットをゲームカウント2-6で落としてしまう。その後、サービスの調子が落ちたリーの隙をつき、第2セットで2度、第3セットで3度のブレークに成功し、2時間9分で勝利した。
今回の対戦で、セリーナはリーとの対戦成績を10勝1敗とした。
セリーナは今季好調で、全仏オープン・全米オープンを含む11大会で優勝を飾った。
一方、敗れた31歳のリーは、大会初の決勝進出を果たした時点で、大会後に発表される世界ランキングではアジア勢史上最高位の3位へ浮上する事が確定していた。
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