男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は30日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
JW・ツォンガ(フランス)が
G・モンフィス(フランス)を6-3, 7-6 (10-8)のストレートで下し、4年ぶりの優勝へ向けて好発進を切った。
この試合、世界ランク8位のツォンガは同42位のモンフィスに11本のサービスエースを決められるも、自身のサービスゲームではファーストサーブが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得し、1度もブレークチャンスを与えなかった。
そして、4度のブレークチャンスから1ブレークに成功したツォンガは、1時間31分で勝利した。最後はネットに出たツォンガがフォアハンドボレーを決めてゲームセットとなった。
今回が5度目の対戦となった両者の対戦成績は、4勝1敗とツォンガがリードを広げた。
試合後、ツォンガは「モンフィスとは10歳からの友達で、同じ学校に通っていた。友人と戦うのは楽ではない。けど、2人ともベストを尽くした。」と、コメント。
2回戦でツォンガは、
杉田祐一(日本)と
I・ドディグ(クロアチア)の勝者と対戦する。
28歳のツォンガは、2009年の楽天ジャパン・オープンで優勝を飾っており、今年は4年ぶりのタイトルを狙う。その時は決勝でM・ヨージニをストレートで下しての優勝だった。
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