女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は25日、シングルス3回戦が行われ、19歳のノーシード
E・ブシャール(カナダ)が第6シードで元世界ランク1位の
J・ヤンコビッチ(セルビア)を7-5, 6-2のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
この試合、第1セットで世界ランク46位のブシャールは、フォア・バックともに強烈なストロークを放つヤンコビッチに対し、第11ゲームで鮮やかなパッシングショットや鋭いバックハンドのリターンエースを決めるなどで、このセット2度目のブレークに成功して、セットカウント1-0とする。
第2セットに入ってもブシャールの勢いは止まらず、ヤンコビッチのテニスを封じてベスト8へ駒を進めた。
準々決勝でブシャールは、第13シードの
S・ハレプ(ルーマニア)と
V・ウィリアムズ(アメリカ)の勝者と対戦する。
これまでツアータイトルは獲得していないブシャールだが、今年のウィンブルドンでは元女王
A・イバノビッチ(セルビア)を破る金星をあげた。
一方、敗れた28歳のヤンコビッチは、今大会2回戦で
森田あゆみ(日本)を下して3回戦進出を果たしていた。また世界ランキングでは、2008年の8月に世界1位へのぼりつめた。
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