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テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦の大会1日目、シングルス第2試合に登場した添田豪(日本)はS・ヒラルド(コロンビア)に4-6, 6-3, 5-7, 6-3, 1-6のフルセットで敗れた。この日は第1試合に登場した錦織圭(日本)がストレートで勝利したため、大会初日は1勝1敗となった。
この試合、添田豪はヒラルドに25本のサービスエースを決められ、自身のサービスゲームでは6度のブレークを許してしまい、3時間24分で敗れた。
勝敗がかかるファイナルセットの第2ゲームで勝敗と決定づけるポイントがあった。それは、ブレークポイントを握った添田豪にチャンスボースがめぐってくるが、それをミスしてしまった。
これでヒラルドに勢いを与えてしまった添田豪は、このセットだけで3度ブレークされた。あのフォアハンドのショットを決めてブレークしていた場合、勝敗が変わっていたかもしれない。
添田豪とヒラルドは今年のハイネケン・オープン1回戦でも対戦し、その時もヒラルドが勝利していた。
今年、添田豪は全豪オープンで2回戦へ進出。その後は不調に陥り、全仏オープンでは初戦で姿を消した。以降も調子は上がらなかったが、予選から出場したウィンブルドンでは本戦1回戦で勝利し、復活を印象付けた。さらに全米オープンでも予選3試合を勝ち抜き、本戦1回戦でM・バグダティス(キプロス)と互角の打ち合いを披露した。
明日9月14日(土)はダブルスが行われ、錦織/ 添田豪組とJ・S・キャバル(コロンビア)/ R・ファラ(コロンビア)組が対戦する予定。
デビスカップは他の大会とは異なる形式となっており、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行い、2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利することとなる。
一方、添田豪に勝利した25歳のヒラルドはこれまでツアー大会で優勝を飾った事がなく、2012年7月には世界ランキングで自己最高の39位を記録している。
日本とコロンビア戦の組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× A・ファリャ(コロンビア) 6-3, 6-4, 6-4
・シングルス第2試合:添田豪 ×-○ S・ヒラルド 4-6, 6-3, 5-7, 6-3, 1-6
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:錦織圭/ 添田豪 vs. J・S・キャバル/ R・ファラ
【大会3日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 vs. S・ヒラルド
・シングルス第2試合:添田豪 vs. A・ファリャ
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