テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日、車いすテニスの男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
国枝慎吾(日本)がM・エレミヤ(フランス)を7-5, 7-5のストレートで下し、決勝進出を果たした。
この試合、国枝慎吾はエレミヤに6度のブレークを許すも、それを上回る7度のブレークに成功し、1時間50分で勝利した。
決勝で国枝慎吾は、第2シードのS・ウデ(フランス)と対戦する。
また国枝慎吾は、ウデとペアを組み第1シードで出場したダブルスでは、準決勝でエレミヤ/ M・シェファース(オランダ)組に6-2, 0-6, 4-6の逆転で敗れたため、シングルス・ダブルス2冠達成とはならなかった。
今年に入り国枝慎吾は、全豪オープンで単複2冠達成。その後の全仏オープンではシングルスで準優勝に終わるも、ダブルスでは大会4連覇と同時に5度目の優勝。ウィンブルドンのダブルスでは7年ぶり2度目のタイトルを獲得した。
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