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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)車いすテニスの男子シングルス決勝が行われ、第2シードの国枝慎吾(日本)が第1シードのS・ウデに6-2, 6-0のストレートで勝利、今大会2年ぶりの優勝と同時に大会6度目の優勝を果たした。国枝慎吾は、今大会2007年から2011年までの5連覇を達成していた。また、昨日のダブルスでは2年ぶり大会7度目の優勝を果たしていた。昨年国枝慎吾は、怪我のため今大会を欠場していた。
この試合、国枝慎吾はウデのサービスゲームである第1ゲームでブレークすると試合の主導権を握り、その後の第3ゲームもブレークに成功、ゲームカウント3-0とリードする。しかし、第6ゲームで国枝慎吾はウデにブレークバックを許し、ゲームカウント4-2となる。
続く第7ゲームで、息を吹き返した国枝慎吾はこのセット3度目となるブレークに成功する。その後の第8ゲームで国枝慎吾は、サービング・フォー・ザ・セットをサービスキープして、このセットを先取する。
第2セットに入ると、第1ゲームでブレークする幸先良いスタートを切った国枝慎吾は、第3・第5ゲームもブレークに成功、1時間13分でウデに勝利し優勝を決めた。
両者は昨年のロンドンパラリンピック決勝でも対戦し、その時も国枝慎吾が勝利し、金メダルを獲得していた。
今大会シングルス1回戦で国枝慎吾は、S・シェファースに第1セットをタイブレークの末に奪われる苦しい展開を強いられるも、その後逆転に成功し準決勝へ進出。準決勝では、S・オルソンをストレートで下し、国枝慎吾は決勝進出を果たしていた。
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