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男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/モントリオール、ハード)に出場したJ・アイズナー(アメリカ)が1回戦でV・ポスピシル(カナダ)に敗れた事により、大会後に発表される世界ランキングでトップ20から転落する事が確定した。これにより、40年に渡るATPランキング史上初となるトップ20にアメリカ人が1人もいなくなってしまう事態となる。
昨年のロジャーズ・カップ男子でベスト4進出を果たしたアイズナーは、地元選手であるポスピシルの勢いあるテニスに押されてしまい、7-5, 6-7 (5-7), 6-7 (4-7)の大接戦の末に敗れたため、今年は1回戦で姿を消した。そして、アイズナーは大きくポイントを失う結果となり、世界ランキングでトップ20から後退する事となった。
アメリカ人2位のS・クエリー(アメリカ)はロジャーズ・カップ男子を欠場しており、昨年の同大会ではJ・メルツァー(オーストリア)と錦織圭(日本)を破り3回戦進出を果たしていた。
現在の世界ランキングでアメリカ人はトップ100にアイズナー、クエリー、M・フィッシュ(アメリカ)、J・ソック(アメリカ)、M・ラッセル(アメリカ)、J・ブレイク(アメリカ)、S・ジョンソン(アメリカ)の7人がいる。
上記7人の中で元トップ10選手は、アイズナー(9位)、フィッシュ(7位)、ブレイク(4位)である。
これまでアメリカはJ・マッケンロー(アメリカ)、J・コナーズ(アメリカ)、J・クーリエ、P・サンプラス(アメリカ)、A・アガシ(アメリカ)、A・ロディック(アメリカ)らが世界1位にのぼりつめたが、来週発表の世界ランキングではトップ20にアメリカ人が1人もいない事が決まっている。
黄金時代を築いたアメリカが、今後どんな結果を出すかに注目が集まる。
一方、女子では現在S・ウィリアムズ(アメリカ)が1位をキープしており、トップ20にはS・スティーブンス(アメリカ)がセリーナに続いている。
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