HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は1日、シングルス2回戦と3回戦が行われ、第1シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が2回戦ではR・ハリソン(アメリカ)を6-1, 7-5、3回戦では第14シードのB・トミック(オーストラリア)を6-3, 6-3のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
前日に予定されていた2回戦は、悪天候のためスケジュールが消化出来ず、デル=ポトロの2回戦は開始する前にこの日へと順延が決まり、ダブルヘッダーが組まれていた。
デル=ポトロは初戦となった2回戦では、第2セットでハリソンに苦戦を強いられたもののストレート勝利。その後のトミック戦では更にギアを上げたデル=ポトロは、1時間9分の快勝で準々決勝へ駒を進めた。
「今日はとても良い1日になったよ。トミックとの試合は、最初の試合よりちょっとは良くなったと思う。」と、デル=ポトロ。
「ハリソンは才能のある選手。サーブも良いし、ハードコートでは特に良いプレーをする。でも、時々若さが出てしまう。彼(ハリソン)はまだ21歳だから、将来更に良い選手になるために、もっと学ばなければならない事があるね。」と、ハリソンへの印象を語った。
デル=ポトロは、7月5日に行われたウィンブルドンの準決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)と4時間43分の死闘の末に敗戦。その試合は、ウィンブルドンの準決勝で行われた最長試合となった。
この日の試合は、その試合以来となる公式戦だったデル=ポトロは「この大会へ来るまでには、とてもハードなトレーニングを積んできたんだ。」と語るように、ウィンブルドンの時には以前痛めた左膝にテーピングを施していたが、この日はテーピングなしで試合に臨み、万全の体調である事も証明していた。
デル=ポトロは準々決勝で、第7シードのK・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。アンダーソンもこの日2試合に勝利していた。主催者推薦のJ・ダックワース(オーストラリア)との試合は第3セット途中から再開され、アンダーソンが6-3, 3-6, 6-4で退けた。続く3回戦ではM・フィッシュ(アメリカ)を7-6 (7-2), 6-1のストレートで下して、8強入りを果たした。
この日行なわれた試合結果は以下の通り。
【3回戦】
○K・アンダーソン(7) vs. ●M・フィッシュ, 7-6 (7-2), 6-1
●M・ラオニチ(カナダ)(4) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 5-7, 6-7
○D・ツルスノフ(ロシア) vs. ●R・シュティエパネック(チェコ共和国), 4-6, 6-4, 7-5
●錦織圭(日本)(2) vs. ○M・バグダティス(キプロス)(16), 1-6, 2-6
○J・アイズナー(アメリカ)(8) vs. ●S・デウバーマン(インド), 7-5, 7-5
●S・クエリー(アメリカ)(6) vs. ○G・ディミトロフ(ブルガリア)(11), 3-6, 2-6
○J・M・デル=ポトロ(1) vs. ●B・トミック(14), 6-3, 6-3
○T・ハース(ドイツ)(3) vs. ●I・ドディグ(クロアチア)(13), 6-4, 4-6, 7-5
【2回戦】
○K・アンダーソン(7) vs. ●J・ダックワース, 6-3, 3-6, 6-4
○J・M・デル=ポトロ(1) vs. ●R・ハリソン, 6-1, 7-5
○錦織圭(2) vs. ●J・ソック(アメリカ), 7-5, 6-2
○T・ハース(3) vs. ●T・スミチェク(アメリカ), 3-6, 7-5, 6-3
《シティ・オープン男子 対戦表》
■関連記事■
《「信じられないような試合」で王者に敗れたデル=ポトロ「やっぱり悲しい」<ウィンブルドン>》
《ダブルヘッダー強いられた錦織、3回戦で姿消す<シティ・オープン男子>》
《錦織、3回戦は負け越している元世界8位<シティ・オープン男子>》
《世界のCNNが錦織圭を独占インタビュー、次なる野望とは》
《錦織が第1シードらと練習、4カ月ぶりハードコート戦に向けて<シティ・オープン男子>》
《【コラム】「トップ10入り」に向け、錦織圭がハードコートシーズンへ》
(翻訳・記事/弓削忠則)
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.