女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は日本時間14日(現地13日)、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク42位の
P・スターンズ(アメリカ)が第16シードの
E・スビトリナ(ウクライナ)を6-2, 4-6, 7-6 (7-4)のフルセットの死闘の末に破り初のベスト4進出を果たした。スターンズはこれで、オープン化以降史上初となるツアー大会本戦で3試合連続ファイナルセットのタイブレークを制した選手となった。
>>アルカラスvsドレイパー 1ポイント速報<<>>シナー、ズベレフ、アルカラスら BNLイタリア国際組合せ<<>>サバレンカら BNLイタリア国際組合せ<<23歳のスターンズが同大会に出場するのは今回が初。今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク183位のN・ブランシェット(イタリア)、2回戦で第28シードの
A・カリンスカヤ、3回戦で第5シードの
M・キーズ(アメリカ)、4回戦で同48位の
大坂なおみを下し準々決勝に駒を進めた。
30歳で世界ランク14位のスビトリナとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、スターンズは第3ゲームから6ゲームを連取し先行する。
しかし、第2セットをスビトリナに奪い返されたスターンズは、ファイナルセットに入ると序盤で2度のブレークを許し苦しい展開となる。
それでも気迫溢れるプレーを続けたスターンズはここから2度のブレークバックに成功。その後さらにブレークを許すも、再びブレークバックを果たし勝負をタイブレークに持ち込む。このタイブレークでもスターンズは序盤で1-3とリードされたが追いつくと、最後は4ポイントを連取し、逆境を乗り越え2時間38分で4強入りを決めた。
スターンズはこれでキーズ戦と大坂戦に続き3試合連続でファイナルセットのタイブレークで勝利。これはオープン化以降、ツアー大会の本戦で史上初の記録となった。
勝利したスターンズは準決勝で第6シードの
J・パオリーニ(イタリア)と対戦する。パオリーニは準々決勝で第13シードの
D・シュナイデルを下しての勝ち上がり。
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