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男子テニスツアーの下部大会であるギマランイス・オープン(ポルトガル/ギマランイス、ハード)は、シングルス1回戦が行われ、第3シードで出場した添田豪(日本)はJ・マリエ(フランス)に4-6, 2-6のストレートで敗れ、2回戦進出とはならなかった。
この試合、添田豪はマリエに88パーセントの高い確率でファーストサーブが入った時にポイントを獲得されてしまった。さらに、自身のサービスゲームで4度のブレークを許した添田豪は、1時間5分で初戦敗退となった。
添田豪は、先週行われたグッチーニ・チャレンジャーに第1シードで出場するも、2回戦で世界ランク228位のT・ファビアーノ(イタリア)にストレートで敗れていた。
自身の公式ブログで、添田豪は2週間を振り返り、腰に痛みがあった事を明かした。
「実はウインブルドンから続いていた腰痛が北京で悪化してから、先週のイタリアとポルトガルまで我慢してプレーしていましたが、ここに来て更に悪化して治る見込みが無いと判断したので、来週の試合を止めて1度帰国する事になりました。」
今年のウィンブルドンで予選3試合を1セットも落とさずに勝ち抜き、4年連続の本戦出場を決めた。さらに添田豪は1回戦でA・ハイデル=マウアー(オーストリア)をストレートで破り、ウィンブルドンで2年連続の初戦突破と同時に、グランドスラムでのシングルスでキャリア3度目の勝利を飾った。
2回戦ではトップ10プレーヤーのR・ガスケ(フランス)に敗れるも、1セットを取る活躍をみせていた。
今年、添田豪は2回戦進出を果たした全豪オープン以降不調が続くも、ウィンブルドンで復活を印象づけた。
最後に「少し無理が続いていたかもしれません。次の全米オープンの予選まで時間があるので、しっかり治してからまた強化して行きたいと思います。」と、添田豪。
また、昨年のこの時期に添田豪はアトランタ・オープンに出場し、錦織圭(日本)らを破りベスト4進出を果たしていた。
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