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女子テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は2日、シングルス準々決勝全4試合が行われ、4回戦で今季快進撃を続けている世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)を下す番狂わせを演じた第23シードのS・リシキ(ドイツ)は、K・カネピ(エストニア)を6-3, 6-3で下すなどベスト4が顔を揃えた。
「本当に嬉しい。昨日のセリーナ戦は信じられない試合だった。だから今日の試合のためにすぐに冷静になって準備をしなければならなかった。これまでこの大会では3回準々決勝進出を果たしているから、その経験が今日の試合にも役立っていたと思う。」と語るリシキ。
「プレッシャーなんてなかったわ。大好きな試合がまた出来たし、これを今後も続けて行きたい。どんな試合も1試合1試合戦って勝つだけ。今後はどうなるかもやってみなければ分からない事。」
リシキは2011年に一度準決勝進出を果たしていたが、今年は1999年のS・グラフ(ドイツ)以来となるドイツ人として決勝の舞台を狙う。「準決勝がどんな舞台かは知っているわ。これまでとは違う雰囲気だし、ロッカールームだってほとんど誰もいなくなっているのよ。そんな経験を以前にもしているし、今回はより準決勝へ準備が出来ると思う。」と今の気持ちを語った。
加えて「2年前のあの時より、更にフレッシュだし、体もフィットしているし、良い状態でいるの。上手くボールを打っているし、足だって良く動いているから、準備万端よ。」と、今の状態が充実している事も明かしていた。
初の決勝進出を懸けてリシキは第6シードのN・リー(中国)を7-6 (7-5), 4-6, 6-2で退けた第4シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)と準決勝で対戦する。
「ラドワンスカはとても頭の良いテニスをするわ。コートの隅から隅まで走り回るの。それに彼女は去年決勝進出を果たしているから、それでとても自信も持っていると思う。」と次の対戦に気を引き締めていた。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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この日行われた試合は以下の通り。
○S・リシキ(23) vs. ●K・カネピ, 6-3, 6-3
○A・ラドワンスカ(4) vs. ●N・リー(6), 7-6, 4-6, 6-2
●P・クヴィトバ(チェコ共和国)(8) vs. ○K・フリッペンス(ベルギー)(20), 6-4, 3-6, 4-6
○M・バルトリ(フランス)(15) vs. ●S・スティーブンス(アメリカ)(17), 6-4, 7-5
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