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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は、女子シングルス1回戦が行われ、22歳の土居美咲(日本)はS・ソレル=エスピノーサ(スペイン)を6-1, 4-6, 1-6のフルセットで敗れ、2年ぶりの初戦突破とはならなかった。2011年のウィンブルドンで予選3試合を勝ち抜いた土居美咲は本戦出場を果たし、1回戦でB・マテック=サンズ(アメリカ)、2回戦ではベスト4進出の経験があるジェン・ジー(中国)を破り、S・リシキ(ドイツ)との3回戦へ駒を進めていた。
昨年は予選3試合を勝ち抜くも、1回戦でA・ルス(オランダ)に敗れた。
試合前、土居美咲は自身の公式ブログで「家族が見ている前で最高のプレーが出来る様に頑張りたいと思います」と、意気込みを語っていた。
この試合、第1セットで安定感のあるラリー戦を展開した世界ランク94位の土居美咲は、第3ゲームで同74位ソレル=エスピノーサのサービスゲームをブレークし勢いに乗る。そして、第5・第7ゲームもブレークに成功した土居美咲は、第1セットをゲームカウント6-1で先取する。
しかし、第2セットで土居美咲は2度ブレークするも、ソレル=エスピノーサに3度のブレークを許し、勝敗がかかる第3セットへ突入する。
第3セットでは、第3ゲームで2本連続のダブルフォルトを犯してしまった土居美咲は、このゲームと第5ゲームをソレル=エスピノーサにブレークされ、ゲームカウント1-5としてしまう。
最後、土居美咲は第7ゲームもブレークを許し、初戦敗退となった。
勝利したソレル=エスピノーサは、2回戦でM・プイグ(プエルトリコ)と対戦する。プイグは1回戦で、第5シードのS・エラーニ(イタリア)を破る金星を飾っている。
その他の日本勢では、クルム伊達公子(日本)と森田あゆみ(日本)が1回戦に臨む。
今年に入り土居美咲は、全豪オープンで初戦突破を果たすも、2回戦でM・シャラポワ(ロシア)に完敗を喫した。その後の全仏オープンでは、1回戦でM・キーズ(アメリカ)にストレートで敗れてしまった。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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