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男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、賞金総額77万9665ユーロ、芝)は11日、シングルス1回戦残り10試合と2回戦3試合が行われ、第6シードのS・クエリー(アメリカ)がA・ベデネ(スロベニア)を7-6 (13-11), 5-7, 7-6 (7-5)の接戦で下し、キャリア通算200勝利目を飾った。
今大会は上位シード8選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が今大会の初戦だったクエリー。この日は時折降る霧雨のため4度の中断を余儀なくされ、2時間27分を要したこの試合は、現地時間12時46分に開始し終了は5時56分にも及んでいた。
「多分、人生で一番長い試合だったんじゃないかな。難しい状況だったよ。4度の中断でコートに入ったり出たりの繰り返しだった。そんな中でも最後には勝利を飾れてとても嬉しかった。集中を維持するのは難しかったけど、今日はサーブが良かったから、気分が落ちた時もサーブに助けられた。それが鍵だったね。」と難しい状態の中での勝因を語っていた。
「芝の大会の序盤は芝が新鮮なのもあって滑る事がよくあるけど、今日は湿気も多かったから芝がより滑る難しいコンディションだった。大会が進むにつれて状態も変わってくるはずさ。」と語るクエリーは2010年に優勝を飾っていた。「この大会が大好きなんだ。ここでのプレーを楽しみにしていたし、観客も最高さ。ロンドンでの滞在も好きだし、この大会に帰って来るのはとても気分が良いんだ。」
と相性の良い大会への思いを語るクエリーは、準々決勝進出を懸けて3回戦で成長著しい第10シードで22歳のG・ディミトロフ(ブルガリア)と元世界ランク1位で32歳のL・ヒューイット(オーストラリア)の勝者と対戦する。
「どちらが勝ち上がって来てもタフな試合になるはずさ。ベテランと若手だけど、3セットマッチになる事にも備えなければならない。今はホテルへ帰ってしっかりストレッチなどをして疲れを取って、次の試合に全力を注げるように準備するよ。」と次の試合への気持ちも加えていた。
今大会の優勝賞金は8万6300ユーロ。
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この日行われた試合結果は以下の通り。
【1回戦】
○J・ベネトー(フランス)(11) vs. ●A・マンナリノ(フランス), 7-6 (9-7), 6-3
○L・ロソル(チェコ共和国)(12) vs. ●S・グロス(オーストラリア), 6-7 (7-9), 6-3, 6-2
○J・ニエミネン(フィンランド)(13) vs. ●R・ハリソン(アメリカ), 6-3, 6-3
○D・イストミン(ウズベキスタン)(14) vs. ●A・クズネツォフ(ロシア), 7-6 (7-2), 7-6 (7-3)
●P・アンドゥハル(スペイン)(15) vs. ○M・ロドラ(フランス), 3-6, 1-6
○G・ゼミヤ(スロベニア)(16) vs. ●K・エドムンド, 6-4, 7-6 (7-4)
○F・ロペス(スペイン) vs. ●R・ベランキス(リトアニア), 3-6, 6-3, 6-4
○K・ド=シェッパー(フランス) vs. ●R・ラム(アメリカ), 6-7 (5-7), 6-2, 6-4
○B・ベッカー(ドイツ) vs. ●B・トミック(オーストラリア), 6-4, 6-7 (4-7), 7-6 (7-4)
○N・マウー(フランス) vs. ●R・ウィリアムズ(アメリカ), 6-3, 6-2
【2回戦】
○J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(3) vs. ●X・マリス(ベルギー), 7-6 (7-5), 1-6, 7-5
○S・クエリー(6) vs. ●A・ベデネ, 7-6 (13-11), 5-7, 7-6 (7-5)
●B・ペール(フランス)(9) vs. ○D・クドラ(アメリカ), 3-6, 4-6
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