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男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、賞金総額77万9665ユーロ、芝)は11日、シングルス1回戦残り10試合と2回戦3試合が行われ、第3シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)はX・マリス(ベルギー)を7-6 (7-5), 1-6, 7-5のフルセットで下し、約1ヶ月ぶりの公式戦を辛勝で勝ち上がった。
ウィルス性呼吸器疾患のために、先に行われた全仏オープンの欠場を余儀なくされていたデル=ポトロ。復帰戦となったこの日の試合、第1セットは両者サービスキープからタイブレークへともつれたが、そのタイブレークを7-5で制しそのセットを先取する。
しかし第2セットは序盤から2度のブレークを許したデル=ポトロはいきなり0-5とリードされ、最後はネットインでのポイントでこのセットをマリスに奪い返されてしまう。
勝敗を決める第3セットでも序盤で2度のブレークを許した4ゲームを連取されたデル=ポトロだったが、2度のブレークバックに成功するなど続く4ゲームを奪い返し接戦へ。第11ゲームでデル=ポトロは0-40とピンチを迎えるが、それを切り抜けてキープし、ゲームカウント6-5とリードすると、続くマリスのサーブをラブゲームでブレークし、2時間9分で勝利を飾った。
「しばらくぶりの試合で、初戦にしてはとても厳しい試合を強いられたよ。今日はちょっとラッキーだった。彼(マリス)は素晴らしいサーブを打っていて、芝では好成績を残している強敵だった。それでも、とても厳しい状況の中で(第3セットで)早い段階でブレークバック出来てたから勝利を飾れたんだ。」と試合を振り返っていた。
「こうしてまたこの大会に出場出来て嬉しく思っている。会場も観客も最高だし、どんな試合も多くの観客が観戦に来てくれる。今はとても健康になったし、次の試合に向けて練習を続けるよ。今は万全の体調さ。」と大会への思いと、現在の体調についても語っていた。
デル=ポトロは3回戦で第13シードのJ・ニエミネン(フィンランド)と主催者推薦のD・エヴァンス(英国)の勝者と対戦する。この日の1回戦でニエミネンは、R・ハリソン(アメリカ)を6-3, 6-3で退けての勝ち上がり。
【大会3日目スケジュール】
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この日行われた試合結果は以下の通り。
【1回戦】
○J・ベネトー(フランス)(11) vs. ●A・マンナリノ(フランス), 7-6 (9-7), 6-3
○L・ロソル(チェコ共和国)(12) vs. ●S・グロス(オーストラリア), 6-7 (7-9), 6-3, 6-2
○J・ニエミネン(13) vs. ●R・ハリソン, 6-3, 6-3
○D・イストミン(ウズベキスタン)(14) vs. ●A・クズネツォフ(ロシア), 7-6 (7-2), 7-6 (7-3)
●P・アンドゥハル(スペイン)(15) vs. ○M・ロドラ(フランス), 3-6, 1-6
○G・ゼミヤ(スロベニア)(16) vs. ●K・エドムンド, 6-4, 7-6 (7-4)
○F・ロペス(スペイン) vs. ●R・ベランキス(リトアニア), 3-6, 6-3, 6-4
○K・ド=シェッパー(フランス) vs. ●R・ラム(アメリカ), 6-7 (5-7), 6-2, 6-4
○B・ベッカー(ドイツ) vs. ●B・トミック(オーストラリア), 6-4, 6-7 (4-7), 7-6 (7-4)
○N・マウー(フランス) vs. ●R・ウィリアムズ(アメリカ), 6-3, 6-2
【2回戦】
○J・M・デル=ポトロ(3) vs. ●X・マリス, 7-6 (7-5), 1-6, 7-5
○S・クエリー(アメリカ)(6) vs. ●A・ベデネ(スロベニア), 7-6 (13-11), 5-7, 7-6 (7-5)
●B・ペール(フランス)(9) vs. ○D・クドラ(アメリカ), 3-6, 4-6
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