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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会6日目の30日、男子シングルス3回戦が行われ、第19シードの錦織圭(日本)は第9シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に3-6, 6-7 (3-7), 1-6のストレートで敗退、4回戦進出はならなかった。
ここまでの2試合、いずれも立ち上がりでサービスゲームを落としていた錦織は、第1セット第2ゲームでデル=ポトロにブレークを許してしまう。その後はサービスキープを続けた錦織に対し、デル=ポトロも強烈なサーブを軸にキープを続け、セットを先取する。
第2セットでも先にブレークに成功したのはデル=ポトロ。第3ゲームでデュースからブレークチャンスを得たデル=ポトロは、ネットに詰めてきた錦織に対しトップスピンロブを決め、この日2度目のブレークを奪う。
第2セット第8ゲーム、バックハンドのアングルパスなどでこの試合初めてのブレークチャンスを迎えた錦織は、強烈なフォアハンドをクロスコートに打ち込むと、デル=ポトロが返球できず、錦織がブレークバックに成功する。
その後は両者ともにサービスキープを続け、第2セットはタイブレークに突入する。このタイブレークでは錦織が先にミニブレークに成功して3-2としたものの、ここから5ポイントを連取したデル=ポトロが2セットアップとリードを広げる。
ここから巻き返したい錦織は、第3セット第1ゲームで2本のブレークチャンスがあったものの、このチャンスを生かすことが出来ないでいると、第2ゲームでブレークを許してしまう。
ゲームカウント3-0とリードを奪ったデル=ポトロは、第6ゲームでもブレークチャンスを迎えると、ここで錦織が痛恨のダブルフォルト。第7ゲームで40-30と最初のマッチポイントを迎えると、最後はこの試合12本目のサービスエースで決めた。
2時間26分で錦織を破ったデル=ポトロは、4回戦で第7シードのD・フェレール(スペイン)と第30シードのA・ロディック(アメリカ)の勝者と4回戦で対戦する。
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