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女子テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は5日、シングルス準々決勝戦残り2試合が行われ、前年度チャンピオンで第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が第18シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)を0-6, 6-4, 6-3の逆転で倒して、3年連続となる準決勝進出を決めた。
「今日の試合は、数えきれないほどのミスで始まったわ。同時に彼女(ヤンコビッチ)は本当に良いプレーをしていた。頭も使っていたし、ショットの選択も正しかったし、とても安定したプレーだった。自分のプレーとは正反対だったの。」とシャラポワは第1セットでは1ゲームも奪えない自身のプレーを振り返った。
「だから第2セットに入って、2ゲームを連取出来た時は、本当に嬉しかった。あれはとても重要だったわね。少なくとも彼女に何かを考えさせる事が必要だったわ。長い間、彼女が試合の主導権を握り続けていたからね。それがとても大切だったし、結果こうして勝ち進めた事は、本当に嬉しい。」と勝利に喜びを隠せなかった。
「とにかく第1セットを忘れたかったわ。どれだけのミスを犯したかとか、最悪の試合への入り方だったかとかは関係なく、それでもまだチャンスを作れるって分かっていたから。ただ気持ちを切り替えたの。もっと良いプレーが出来るって信じていたし、目の前の1ゲームだけに集中したの。でも明らかに第3セットも厳しい展開だった。でもそんな中でも勝ち上がれた事には満足しているわ。」
第1セットを0-6で奪われてからの逆転は初めてだったシャラポワ。「正直、それが1-6でも、2-6でも、3-6でも、気持ちは変わらなかったでしょう。どんなスコアーでも第1セットが取れなかったのは、勝ち取るために十分なプレーが出来なかったと言う事だけだから。それでもこうして状況を変えられた事は本当に素晴らしい事ね。」と逆転劇に気を良くしていた。
シャラポワは大会2連覇へ向けて準決勝で第3シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。アザレンカはこの日、第12シードのM・キリレンコ(ロシア)を7-6 (7-3), 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
シャラポワはアザレンカについて「クレーでは多分、1年くらい対戦していないと思う。去年のシュトゥットガルトが最後だと思う。彼女はこの大会ではとても良いプレーを続けているわ。彼女との対戦は常にタフなもの。これまでも何度も対戦していて、お互いのプレースタイルも知っているから、何も隠す事はないわ。何が得意で何が苦手かも知っているの。次の試合は準決勝。今はその試合を楽しみにしているわ。」と、お互いの事を良く知る間柄だと語り、対戦を楽しみにしていた。
【全仏オープン2013 男女対戦表】
【全仏オープン2012 男女対戦表】
【全仏オープン2011 男女対戦表】
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この日行われた試合結果は以下の通り。
○M・シャラポワ(2) vs. ●J・ヤンコビッチ(18), 0-6, 6-4, 6-3
○V・アザレンカ(3) vs. ●M・キリレンコ(12), 7-6 (7-3), 6-2
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