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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は1日に、女子シングルス3回戦を行い、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)がノーシードのジェン・ジー(中国)を6-1, 7-5で退け、順当に4回戦に勝ち進むとともに2週目入りを決めた。
試合後、シャラポワは「今日の試合では、第1セットでいいプレーができたのでよかったと思う。これはポジティブな出来事。でも第2セットの最初のゲームから彼女(ジー)を勢いづかせてしまい、いやな展開となってしまった。」と振り返った。
「彼女は試合をひっくり返せる能力を持っている。彼女がトップ選手と対戦し、何度も大勝利を収めているのを目にしているわ。また以前にはシード選手でもあったプレーヤー。ランキングでは今、少し落ちてしまっているけどね。でも何とか第2セットも巻き返して勝てたのはうれしい。フルセットまで行かなくてよかったわ。」
またフットワークがよくなっているのでは、と聞かれたシャラポワは「フットワークも自信も、朝起きたら向上していた、というものではない。突然クレーで動きがよくなる訳がない。私にとっては、ハードコートであっても芝であっても、またクレーコートであっても、フットワークがよくなることが目標だった。」と回答し、フットワークの向上が練習の賜物であることをアピールした。
「私は背が高いから、動きが速くなく、スムーズでもないことは分かっていたし、今でも認識している。でもそれは、その部分を改善することができる、ということでもあるわ。選手の中には、あるサーフェスが好きではないと言って努力しない選手もいる。でも私はそうではなく、やりがいがあるし厳しいことかも知れないけれど克服したかったの。ハードコートでフットワークがよくなれば、クレーコートでもフットワークがよくなるしね。」
加えて、優勝について尋ねられたディフェンディング・チャンピオンのシャラポワは次のように語った。「どの優勝も私にとって特別なもの。毎回違う意味を持っているし、その大会で以前に優勝してようが、してまいが特別だわ。もちろん特に四大大会で初優勝を決めたときは特別なものだけれどね。昨年のこの大会まで、私はとても長い間いつも、全仏オープンで優勝したいと思っていたの。だから私にとっては、最もやりがいがあった大会だったわ。だからといって、2度目の優勝が特別なものではない、ということではないわ。当然、1度目は初優勝で、次の年はその優勝を保持しなければならないけどね。」
《全仏オープン2013 男女対戦表》
《全仏オープン2012 男女対戦表》
《全仏オープン2011 男女対戦表》
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この日行われた試合は以下の通り。
○V・アザレンカ(ベラルーシ)(3) vs. ●A・コルネ(フランス)(31), 4-6, 6-3, 6-1
○M・シャラポワ(2) vs. ●ジェン・ジー, 6-1, 7-5
●M・バルトリ(フランス)(13) vs. ○F・スキアボーネ(イタリア), 2-6, 1-6
●S・ストザー(オーストラリア)(9) vs. ○J・ヤンコビッチ(セルビア)(18), 6-3, 3-6, 4-6
○S・スティーブンス(アメリカ)(17) vs. ●M・イラコビッチ(ニュージーランド), 6-4, 6-7, 6-3
○B・マテック=サンズ(アメリカ) vs. ●P・オルマエチェア(アルゼンチン), 4-6, 6-1, 6-3
○M・キリレンコ(ロシア)(12) vs. ●S・ボーゲル(スイス), 7-6, 7-5
●P・クヴィトバ(チェコ共和国)(7) vs. ○J・ハンプトン(アメリカ), 1-6, 6-7
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