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男子テニスツアーのマスターズ大会であるモンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、賞金総額264万6,495ユーロ、クレー)は19日にシングルス準々決勝が行われ、史上初となる大会9連覇を狙う第3シードのR・ナダル(スペイン)がノーシードのG・ディミトロフ(ブルガリア)を6-2, 2-6, 6-4の激闘の末に下し、ベスト4進出を決めると同時に、今大会で45試合連続となる勝利を飾った。
第1セット、ナダルはディミトロフのサービスゲームを2度ブレークし、ゲームカウント4-1とリードする。しかし、第6ゲームでディミトロフに華麗なシングルバックハンドのパッシングショットを決められるなどで、このゲームをブレークされてしまう。その後、本来の力を発揮したナダルが2ゲーム連取し、第1セットを先取する。
第2セットに入ると、ファーストサーブ時に58パーセントの確率しかポイントを獲得出来ないナダルはディミトロフに2度のブレークを許し、セットカウント1-1となる。このセットでナダルは、1度のブレークチャンスを握る事が出来なかった。
勝敗がかかる第3セット、ナダルはディミトロフのバックハンドにボールを集めペースを掴もうとするも、ディミトロフにことごとくウィナーを決められてしまう。その後、第9ゲームでナダルなディミトルフのサービスゲームをブレーク、最後はサービスエースを決めてゲームセットとなった。
試合前、ナダルはディミトロフについて「彼(ディミトロフ)は伸び盛りで、将来性のある選手。良いプレーをしているし、攻撃的で技術もある。何でも出来る完璧な選手さ。」と、コメントしていた。
昨年、膝の怪我により戦線離脱を余儀なくされていたナダルは、今年2月のVTRオープンで復帰を果たし準優勝、その後に行われたブラジル・オープンとアビエルト・メキシコ・テルセル・オープン男子の2大会で優勝。さらにハードコートのBNPパリバ・オープン男子では、通算600勝達成と同時に、ツアー53度目となる優勝を飾った。
ナダルは準決勝で、第6シードのJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。ツォンガは、準々決勝で第13シードのS・ワウリンカ(スイス)を逆転で下し、4強入りを決めている。敗れたワウリンカは、3回戦で第2シードのA・マレー(英国)をストレートで下した事により、来週発表の世界ランクでマレーはR・フェデラー(スイス)に2位の座を明け渡し3位へ後退する事が決まった。
敗れたディミトロフは、今年のブリスベン国際男子でツアー初の決勝進出を果たし、マレーに敗れるも準優勝を飾った。
《モンテカルロ・マスターズ シングルス対戦表》
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