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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのA・マレー(英国)と第7シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が対戦。6-7(5-7), 6-3, 6-1のフルセットの末、デル=ポトロがマレーを逆転で下し、自身2年ぶりとなる本大会での準決勝進出を果たした。
「今日は積極的なプレーをしたよ。第1セットを取られていたけどそれでも、積極的にプレーするようにしたんだ。積極的にいって、チャンスがあればいつでもフォアでウィナーを狙っていったよ。」とデル=ポトロ。
「グランドスラムの歴史を作っているビッグ4との試合は本当にタフだけど、僕やベルディフ、ツォンガ、フェレールはビッグ4の一角を崩そうとしているんだ。簡単なことではないけどね。特にグランドスラムで彼らを倒すのは本当に大変で、自分の実力を100パーセント出し切らないと勝つことができない。僕は2009年の全米でグランドスラムタイトルを獲得することができたけど、その代償として手首を負傷してしまったけどね。」とビッグ4との対戦について語るデル=ポトロ。
敗れたマレーは「厳しい試合だったね。サーブの調子が良くなくて、ラリーが長く続く展開になってしまったよ。サーブの時に足に疲労も感じていたしね。今日は試合の重要な2本柱であるサーブとレシーブが良くなかったね。」と試合を振り返った。
マレーは今大会で決勝に進出していれば、R・フェデラー(スイス)を抜き世界ランク2位にあがるチャンスがあったが、それは来週のマイアミ大会以降に持ち越しとなった。
勝利したデル=ポトロは2009年以来となる自身2度目のマスターズ1000大会決勝進出を目指し、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○N・ジョコビッチ(1) vs. ●JW・ツォンガ(フランス)(8), 6-3, 6-1
●A・マレー(3) vs. ○J・M・デル=ポトロ(7), 7-6, 3-6, 1-6
今大会の優勝賞金は100万ドル。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
【大会11日目スケジュール】
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《ジョコビッチが自信あるプレーでデル=ポトロ撃破◇ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権》
《マレーが4時間54分で悲願のタイトル◇全米オープン》
《錦織、世界9位デル=ポトロにストレートで敗退◇ウィンブルドン》
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