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男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、賞金総額200万ドル、ハード)は、シングルス準決勝が行われ、前年度チャンピオンで第2シードのR・フェデラー(スイス)はマッチポイントを3度握りながらも、第3シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)に6-3, 6-7 (8-10), 4-6の逆転で敗れ、決勝進出とはならなかった。
第1セット、積極的なネットプレーをみせるフェデラーは、先にベルディフのサービスゲームを破り、このセットを先取する。
しかし、第2セットはベルディフが先にフェデラーのサービスゲームをブレーク。その後、第9ゲームでベルディフはサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも、このゲームで驚異的な集中力を発揮したフェデラーがブレークバック成功、第2セットはタイブレークへ突入。
タイブレークでも緊迫したラリーを続ける両者であったが、3度のマッチポイントをしのいだベルディフが9-8の場面でリターンエースを決め、セットカウント1-1となる。
第3セットに入ると試合の流れはベルディフに傾き、フェデラーは主導権をに握る事が出来ず、2時間19分でゲームセットとなった。
敗れたフェデラーは、「今日のような敗戦には、とてもがっかりしているよ。トーマス(ベルディフ)にマッチポイントを握りながら負けるのは、これで3度目だね。2度はシングルで、1度はダブルスで。勝ったと思いながら負ける試合は本当に後悔が残るけど、今日はそんな試合になってしまったね。」と、試合を振り返った。
昨年の全米オープンに続き、フェデラーに勝利したベルディフは、「全てのポイントで自分を信じてプレーをするようにしたよ。スコアは気にしないで、ただ目の前の1ポイント1ポイントに集中するようにした。それが良かったみたいだね。今日はほとんどが彼(フェデラー)の応援だったけど、そんな中で彼に勝つ事が出来たのは嬉しく思うし、今日の自分のプレーには満足しているよ。」と、コメントした。
ベルディフとフェデラーの対戦はこれが17度目で、この日の勝利でベルディフの6勝11敗となった。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○N・ジョコビッチ(セルビア)(1) vs. ●J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(4), 6-3, 7-6
●R・フェデラー(2) vs. ○T・ベルディフ(3), 6-3, 6-7, 4-6
今大会の優勝賞金は42万9600ドル。
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