- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ウォズニアキ・ストザーまさかの敗退◇ブリスベン国際女子

女子テニスツアーのブリスベン国際女子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額100万ドル、ハード)は大会2日目の31日に、シングルス1回戦残り8試合が行われ、地元の声援を受ける第7シードのS・ストザー(オーストラリア)S・アービッドソン(スウェーデン)に6-7(4-7), 5-7で敗れ、また2011年のシーズンの大半を世界ランク1位で過ごした第8シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)も初戦で敗れる波乱に見舞われた。

この日のナイトマッチに登場した世界ランク7位のストザーは、第1セットでは実に5本ものダブルフォルトを犯し、第2サーブではわずか33パーセントの確立でしかポイントが獲得できず2度のブレークをアービッドソンに許してしまう。しかし強烈なリターンで攻めたストザーはアービッドソンからも2度のブレークに成功し、タイブレークへ。

しかしタイブレークではアービッドソンが主導権を握ると、7-4で制して第1セットを先取する。

第2セットに入ると5本のサービスエースを叩き出したアービッドソンは、自身のサーブでは73パーセントの確立でポイントを奪うと、ストザーから終盤で2度目のブレークを奪い1時間45分のストレートでシードダウンを演出した。

「番狂わせを演じれるなんて、思ってもみなかった。」と語るアービッドソン。「ただこの素晴らしいセンターコートのナイトマッチで、サム(ストザー)と対戦出来る事に興奮していたの。ブリスベンに着いた初日に、このセンターコートで練習をして、このコートで試合が出来たらって願っていたから、それだけでも嬉しかった。」と、素直な気持ちをコメントしていた。

ストザーは5週間ほど前に、足首に軽い手術を受けていた事を数日前に明かしていた。「こんなに早くブリスベンを去る事になるなんて。試合中は、時には良い形でプレーを続ける事も出来たけど、不安定なポイントが何度かあったかと思うと急にまたブレークされてしまったり、そんなテニスだった。チャンスの時に十分なプレーが出来なかった。」と、練習不足を感じているようだった。

アービッドソンは準々決勝進出を懸けて2回戦でD・チブルコワ(スロバキア)を6-2, 6-3で倒したS・スティーブンス(アメリカ)と顔を合わせる。

一方、世界ランク10位で第8シードのウォズニアキは、予選を勝ち上がったK・ペルバク(カザフスタン)に6-2, 3-6, 6-7 (1-7)で敗退した。両者はこれまで2回対戦しいずれもフルセットながらウォズニアキが勝利を飾っていた。この日の第1セットは、これまでの対戦を思わせるウォズニアキの展開で第1セットを先取。

しかし第2セットでは2度のブレークを奪ったウォズニアキに対し、ペルバクは4度のブレークに成功すると勝敗の行方は第3セットへと持ち越された。

その第3セットも先にブレークを奪われたのはウォズニアキで、ゲームカウント3-5とペルバクにリードを許してしまう。しかし土壇場でブレークバックに成功したウォズニアキはそのセットをタイブレークへと持ち込んだ。

息を吹き返したかと思えたウォズニアキだったが、そのタイブレークでは5ポイント連続でペルバクに奪われるなど、1ポイント獲得するのが精一杯で、開幕戦の初戦を白星で飾る事は出来なかった。

「フルセットのタイブレークで負けるのは本当に辛い事ね。どちらに勝利が転がってもおかしくない試合だったけど、今日は自分の方には転がってくれなかった。」とウォズニアキは肩を落としていた。

一方のペルバクは、2011年に自己最高位37位まで上り詰めるも、2012年のシーズンは怪我や病気に悩まされ続け、トップ100落ちをしてしまい、今大会は予選を勝ち上がっての本戦入りだった。

「今はとても体調が良い。どこも痛くもない。トップ40にいたけど、今年の2月に怪我をしてしまった。小さい怪我だと思っていたけど、疲労骨折になってしまったの。だからツアーから離れざるを得なかった。とても好調なテニスをしていたから、本当に悔しかった。痛み止めの薬を飲んでテニスを続けたら悪化してしまったの。」

とペルバクは辛かった2012年のシーズンを振り返りつつ、自身初となるトップ10選手からの勝利を喜んでいた。ペルバクは2回戦でU・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する。

その他の上位シード勢は揃って勝利を物にした。第4シードのA・ケルバー(ドイツ)A・タチシュビリ(グルジア)を6-2, 4-6, 6-2のフルセットで、第5シードのS・エラーニ(イタリア)も予選勝者のO・プチコワを6-1, 6-3の快勝で退けて2回戦進出を果たした。

ケルバーは主催者推薦で出場のO・ロゴウスカ(オーストラリア)を6-2, 6-3で下したM・プイグ(プエルトリコ)と、エラーニはD・ハンチュコバ(スロバキア)と準々決勝進出を懸けて2回戦で顔を合わせる。

また今大会は上位シード2選手が1回戦を免除されており、2回戦からの登場する。第1シードはV・アザレンカ(ベラルーシ)、第2シードはM・シャラポワ(ロシア)。アザレンカはリシキと、シャラポワはJ・ガイドソバ(オーストラリア)とそれぞれ現地2日以降に2回戦を行なう。

この日行なわれた試合結果は以下の通り。

○A・ケルバー (4) vs. ●A・タチシュビリ, 6-2, 4-6, 6-2
○S・エラーニ (5) vs. ●O・プチコワ, 6-1, 6-3
●S・ストザー (7) vs. ○S・アービッドソン, 6-7 (4-7), 5-7
●C・ウォズニアキ (8) vs. ○K・ペルバク, 6-2, 3-6, 6-7 (1-7)
S・リシキ(ドイツ) vs. ●L・サファロバ(チェコ共和国), 6-2, 6-4
A・コルネ(フランス) vs. ●B・ボブシッチ, 2-6, 6-3, 6-1
○S・スティーブンス vs. ●D・チブルコワ, 6-2, 6-3
○M・プイグ vs. ●O・ロゴウスカ, 6-2, 6-3

(翻訳/弓削忠則)

(2013年1月1日13時36分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

2月23日

驚異 22戦全勝・42セット連取・V4 (16時07分)

悲願の地元ペアV!ファン大熱狂 (15時04分)

日比野菜緒 世界190位にストレート負け (14時04分)

躍進の世界60位 今季2度目の決勝へ (12時06分)

内山靖崇と綿貫陽介、予選敗退続く (11時05分)

世界31位 逆転勝ちで2連覇王手 (10時04分)

熱戦制しツアー17度目V「最高」 (8時43分)

史上最年少でWTA1000制覇 (7時30分)

2月22日

元サッカー代表、テニスでも代表選出 (15時17分)

快勝で4強、連覇まであと2勝 (13時52分)

逆転勝ちで決勝進出「調子良い」 (11時58分)

世界86位がズべレフ撃破の金星 (10時58分)

ズベレフ 世界86位にまさかの逆転負け (9時56分)

激闘制しツアー17度目V王手 (9時09分)

17歳 史上最年少でWTA1000決勝進出 (7時47分)

2月21日

史上2度目「予選敗者」同士の準々決勝 (18時56分)

メドベージェフ 食中毒で途中棄権 (17時20分)

世界7位ルバキナ 5年ぶりの4強入り (16時00分)

全豪での怪我乗り越え 初の4強 (15時22分)

8度目のマッチポイント取り切り4強 (13時26分)

レーバー杯 今年の顔ぶれが徐々に決定 (11時37分)

ナダル 引退の盟友へ「素晴らしいキャリア」 (10時13分)

敗退「どうすればよかったのか分からない」 (8時14分)

アルカラス下し4強「最高の気分」 (7時27分)

2月20日

17歳が世界2位撃破、初の4強 (21時56分)

ズべレフ8強「持ち直せた」 (20時00分)

世界1位の有本尚紀と佐藤政大が2連覇 (19時07分)

世界2位シフィオンテク 8強入り (17時42分)

世界1位 ストレート負けで3回戦敗退 (16時30分)

ジョコ破った世界35位 激闘制し8強 (15時56分)

ストーカーにパニック「つらい経験」 (14時04分)

アルカラス 猛攻退け8強入り (13時14分)

44歳ヴィーナス、18歳新星らにWC (11時00分)

マイアミOP 大坂・内島ら出場選手一覧 (10時28分)

マイアミOP 西岡・錦織ら出場選手一覧 (8時26分)

ベルダスコ引退 ジョコと最後まで笑顔 (7時30分)

【動画】ルブレフ 17度目のツアー制覇!優勝の瞬間、両手突き上げる! (0時00分)

【動画】17歳アンドレーワ 史上最年少でWTA1000制覇!優勝の瞬間、誇らしげな表情 (0時00分)

【動画】世界2位ズベレフ撃破の金星!世界86位コメサナ 勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!