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女子テニスツアー最終戦であるWTAチャンピオンシップ(トルコ/イスタンブール、賞金総額490万ドル、インドアハード)は土曜日に準決勝を行い、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)を6-4, 6-2のストレートで打ち破り決勝進出を果たした。
試合後、シャラポワは「今日の対戦では、今季彼女(アザレンカ)と対戦した時よりもミスが少なかった。またリターンも少しよかったわ。もっとよいリターンができたとは思っているけど。」と振り返った。
「全体的には今日のプレーに満足している。集中したプレーができたわ。最近の対戦では彼女に負けていたけど、原因を追究したのがよかった。」
またシャラポワは大会全体の印象についても述べている。「今週1週間、1回戦から観客の皆さんはすばらしい雰囲気をつくり出してくださっている。トルコの休日であってもそうだった。私のキャリアでみてきた中で最高の最終戦の1つだと思う。」
一方、敗れたアザレンカは「今日の調子はいまいちだったけど、言い訳をしたくないのは私の性分。今日のマリア(シャラポワ)は勝ちに値すると思う。本当にすばらしいプレーで、絶好調にみえたわ。降参ね。もっといいプレーができたか、という質問については、もう試合は終わってしまって後悔はしていない、と答えるわ。気分は悪くなかったわ。」と勝者を手放しで称えていた。
「今季の私のプレーについては本当に誇りを持っている。今季が始まった時点で世界3位だったけど、シーズンを1位で終えることができた。ランキングは2つしか上がっていないけれど、3位と1位では大きく違うことは周知の事実。」
「今季を終えるにあたって自分が変わったのが分かる。変わったというか成熟した感じかしら。それも誇りに思っている。今年はたくさんのことを学ぶことができたし、新しいことにトライし、よい部分と少しの悪い部分があった旅だったわ。悪い部分はそれほど多くない。今シーズンについてほとんど文句はないわね。」
決勝進出を決めたシャラポワは、同じく準決勝で第4シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)を6-2, 6-1で圧勝したS・ウィリアムズ(アメリカ)と激突する。シャラポワとセリーナは2004年のWTAチャンピオンシップの決勝でも戦っており、当時17歳のシャラポワが4-6, 6-2, 6-4の逆転で優勝している。しかし、それ以来ふたりの対戦はセリーナが負けなし。
同日にはダブルス準決勝も行われ、M・キリレンコ(ロシア)/N・ペトロワ(ロシア)組が第1シードのエラーニ/ R・ビンチ(イタリア)組を1-6, 6-3 [10-4]のスコアで撃破し、決勝進出を決めている。
ロシアペアは決勝で第2シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/L・フラデカ(チェコ共和国)組と対戦する。同ペアは準決勝でベテランペアのL・フーバー(アメリカ)/L・レイモンド(アメリカ)組を7-6(8-6), 6-1で下して勝ち上がっている。
今大会のシングルスの優勝賞金は175万ドル。
(翻訳/森田系太郎)
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