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女子テニスツアーの韓国オープン(韓国/ソウル、賞金総額22万ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が第3シードのK・カネピ(エストニア)に6-1, 6-0のスコアで完勝し、見事、ツアー19勝目を決めた。試合時間はわずか62分で、ウォズニアキは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
ウォズニアキは準決勝でE・マカロバ(ロシア)を6-1, 5-7, 6-4で下して決勝に進んでいた。
これについてウォズニアキは「昨日の準決勝はとてもタフな試合となったけど、決勝戦は別物です。優勝するためにできることは何でもやった。今日は守りからの攻撃、攻撃からの守りへの切り替えしがうまくいった。この切り替えしが私の強みなの。」と話していた。
加えて「優勝できて非常にうれしいです!」と、ウォズニアキ。
ウォズニアキは世界ランク1位を達成した後、しばらくして調子に陰りがみえ始め、現在のランキングは11位。これについてウォズニアキは「ランキングはあまり気にしていないの。優勝できただけで満足ね。今はテニスを楽しんでポジティブでいたい。これが今考えていること。また来シーズンに向けてトレーニングもしたいと思っているし、今週の結果によってさらにテニスが向上し、ベスト時の状態に戻れることを望んでいるわ。」と述べている。
一方、惨敗を喫したカネピだが、全仏オープン出場後、両側アキレス腱の負傷で3カ月以上戦線を離脱しての今大会出場となっていた。そのためカネピはウィンブルドン、ロンドンオリンピック、全米オープンのいずれも出場することができなかった。
カネピは準決勝終了後に次のように話していた。「今季はアップダウンの激しいシーズンとなった。故障もあったけど、昨シーズンもそうだったし、私のテニス人生そのものがアップダウンがある。だから、これは目新しいことではなく、いつものことで慣れている。」
尚、同日に行われたダブルス決勝戦では、第1シードのR・コップス=ジョーンズ(アメリカ)/A・スピアズ(アメリカ)組がA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)/V・キング(アメリカ)組に2-6, 6-2 [10-8]で逆転勝ちを決めて優勝している。
(翻訳/森田系太郎)
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