HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーの広州国際女子オープン(中国/広州、賞金総額22万ドル、ハード)は21日、シングルス準決勝2試合が行われ、18歳のL・ロブソン(英国)が第3シードのS・シルステアを6-4, 6-2で破り、自身初となる女子ツアー大会での決勝進出を決めた。
ロブソンは第1セットの立ち上がりから、シルステアに3度のブレークポイントを与えていたが、すぐに試合を立て直し5-1とリードする。その後シルステアに3ゲーム連取されるが、序盤のリードを活かしてファーストセットを奪うと、セカンドセットでも早い段階でブレークに成功すると、第6ゲームでも再びブレークに成功し、そのまま勝利をおさめた。
「今日はとてもいい感覚で、とても良いプレーができました。」とロブソン。「ソラーナ(シルステア)は本当にアグレッシブで、どんどんウィナーを狙ってくるタフな対戦相手でした。でも、今日は早いタイミングでボールを返し、彼女に時間を与えないようにすることで、ラリーで多くのチャンスを作ることができました。」
今日の勝ち上がりで、ロブソンは実に22年ぶりとなるイギリス人の女子ツアー大会でのファイナリストとなった。
ロブソンは決勝で、第4シードのU・ラドワンスカ(ポーランド)を6-1, 3-6, 6-0の接戦で倒した世界ランク53位の謝淑薇と対戦する。この日謝淑薇は、スピン、アングルショット、ネットプレーを巧みに使い分け、フルセットで勝利をおさめていた。
「謝淑薇は他の選手とは全く違う戦い方をしてくる選手なの。だから、私はそれに準備する必要があるわ。」とロブソン。「彼女とは去年の大阪で一度対戦して負けているの。その時も次に彼女がどんなショットを打ってくるのか、全く予想できなかったわ。」
ロブソンが決勝で勝利すると、1988年のサラ・ゴメール以来のイギリス人タイトル獲得者となる。
今大会の優勝賞金はシングルス3万7000ドル、ダブルスは1万1000ドル。
(翻訳/大木茂敬)
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.