- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

劇的な優勝に「信じられない」マレー◇全米オープン

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会15日目の最終日に男子シングルス決勝戦が行われ、第3シードのA・マレー(英国)が前年度チャンピオンである第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を7-6 (12-10), 7-5, 2-6, 3-6, 6-2という4時間54分の死闘を制し、悲願のグランドスラム初制覇を達成した。

実に5回目のグランドスラムの決勝戦に臨んだマレーは、今大会の最長試合となったこの試合を勝ち抜き、優勝トロフィーと共に優勝賞金190万ドル(約1億5010万円)を手にした。

歴史に刻まれたこの決勝戦は、第1セットからそれを象徴するような接戦となった。タイブレークへともつれた第1セットは、6回目のセットポイントでようやくマレーが先取に成功する。1時間27分にも及んだこのセット、タイブレークだけでも25分を要するほどだった。

続く第2セットも勢いに乗るマレーが一気に4ゲームを連取して試合の主導権を握った。しかし5ー3とリードしサービング・フォー・ザ・セットをブレークされてしまったマレーは、ゲームカウント5-5とジョコビッチに並ばれてしまった。しかしこの日のマレーはジョコビッチの反撃を許さなかった。続くゲームをキープしたマレーはゲームカウント6-5からの第12ゲームで3度目のブレークに成功し2セットを連取し、勝利に王手を掛けた。

崖っぷちに立たされたジョコビッチはこのままでは終わらなった。第3、第4セットでは1度もブレークをマレーに許さず、各セットで2度のブレークに成功するなど、セットカウント2-2と試合を振り出しに戻した。

しかしそのままの勢いで逆転勝利を狙いたいジョコビッチだったが、勝敗を決める第5セットの第1ゲームでマレーにブレークを許してしまう。続く第3ゲームでも2度目のブレークを奪われたジョコビッチは、第4ゲームで1つブレークバックし願いを繋いだ。

しかしこの頃から屈伸を繰り返すなど足のストレッチをし始めたジョコビッチ。動きやショットへの精細を欠き始めたジョコビッチをマレーが容赦無く攻め立て、第7ゲームでまたしてもブレークを奪ったマレーがゲームカウント5-2とリードし、勝利まであと1ゲームと迫った。

ジョコビッチは2-5とリードされたコートチェンジの時にすかさずトレーナーを要求。右足の付け根のハムストリングにマッサージを施しコートへ戻るも、マレーの勢いは止められず、マレーは40-0とマッチポイントを握る。ジョコビッチも意地を見せて1ポイント凌ぐも、続くマレーの第2サーブで思いっきり叩いたリターンがエンドラインを割ると、長い試合に終止符が打たれた。

勝った瞬間、マレーは信じられないと言う表情を見せ、コートにしゃがみ込み、ジョコビッチがネットを越えてマレーへ歩み寄ると二人は抱擁を交わして対戦相手を称え合った。

強い風の吹く悪いコンディションながら、20回以上のラリーが続くポイントが何度も繰り返されるストローク戦を制したマレー。イギリス人としては1936年以来となる、実に76年ぶりのグランドスラム・チャンピオンの座にたどり着いた。

「本当に難しい状況での試合だった。第3、第4セットの後は精神的にとても厳しい物だった。ノヴァークは本当に、本当に強い。最後の最後まで諦めずに戦って来る。どうやってこの勝利を手にしたのか分からないよ。」とマレーは信じられない様子だった。

加えて「この試合も5時間近いものだったし、これまでも長いラリーの試合やタフな試合を繰り返して来た。何とかこうして勝つ事が出来たんだ。」と大会を振り返っていた。

敗れたジョコビッチは準優勝賞金に加え、今大会前の北米でのハードコート・シーズン中の獲得ポイントで争われるエミレーツ航空USオープン・シリーズを1位で終えていたため、大会スポンサーであるエミレーツ航空からボーナスとして準優勝者へ50万ドル(約3950万円)が贈られた。

ジョコビッチは「逆転とは行かなかったけど、アンディのグランドスラムでの初優勝を祝福したい。彼はチャンピオンに相応しい。全てを出し尽くしたよ。誇りに思える素晴らしい試合だった。」とマレーへの賛辞を忘れなった。

マレーのこの勝利には多くの偶然が重なった。今年からコーチとして雇い入れた元世界ランク1位のI・レンドル(アメリカ)氏も、グランドスラム5回目の決勝戦で初優勝を飾り、そのレンドル氏がM・ビランデル(スウェーデン)氏と行った1988年の今大会の決勝戦に記録された決勝戦での最長試合はのこ試合と同じ4時間54分だった。

加えて、マレーはこの日の勝利が実に、グランドスラムでのちょうど100勝利目となっていた。

2012年のグランドスラム大会全てが終了し、全豪オープンではジョコビッチ、全仏オープンではR・ナダル(スペイン)、ウィンブルドンではR・フェデラー(スイス)、そしてこの全米オープンではマレーと、全て違う選手のチャンピオンとなり、現在の男子テニス界のトップ4と言われる4選手の優勝で幕を閉じた。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年9月11日14時29分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

7月7日

憧れフェデラーの前で伊史上初の記録 (12時00分)

【告知】大坂なおみvsムチョバ (8時16分)

ディミ 世界114位に屈し8強ならず (7時34分)

7月6日

世界6位に快勝し2年連続で8強 (23時54分)

四大大会で2大会連続8強 快進撃続く (22時24分)

青山修子組 ウィンブルドン8強 (21時22分)

フェデラーの記録「取るに足らない」 (20時00分)

インターハイ2026 団体戦の組合せ決定 (15時14分)

王者が望月慎太郎の2つの武器を高評価 (13時41分)

大坂に世界1位お手上げ「圧倒された」 (9時50分)

大坂なおみ「練習試合だと思って」 (8時31分)

望月慎太郎「簡単に負けると思ってた」 (7時31分)

シナー称賛、望月は「素晴らしい」 (6時48分)

望月慎太郎 世界1位に屈し8強ならず (5時59分)

大坂なおみ 女王破り8強「楽しめた」 (3時31分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsシナー (3時15分)

大坂なおみ 世界1位破り聖地で快挙8強 (2時59分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsサバレンカ (2時11分)

大坂なおみ 大一番にも着物で登場! (1時41分)

ジョコ偉業 フェデラー超え最多勝記録 (1時08分)

7月5日

青山修子組 逆転でウィンブルドン16強 (22時59分)

日本勢 同日に男女で世界1位と対戦 (21時45分)

帰ってきたディミトロフ 完全復活 (14時42分)

世界6位 ウィンブルドン3年連続16強 (7時47分)

歴史的快挙に涙、前年女王撃破 (7時08分)

世界2位 3回戦敗退、V候補散る (6時26分)

今年も前年女王敗退 ウィンブルドン (5時34分)

7月4日

川西飛生 ウィンブルドンJr初戦敗退 (22時03分)

望月は「自分のテニスを貫いていた」 (20時22分)

フリッツ、ウィンブルドンで特注スーツの入場スタイルを披露 (16時32分)

世界74位がメドにストレート勝ち (12時45分)

元世界6位が復活の狼煙 3年ぶり16強 (11時59分)

綿貫陽介 不調脱し8ヵ月ぶり4強 (9時55分)

同胞との熱戦制し2年ぶり16強 (8時54分)

大坂と望月「おにぎり交換」で快挙 (8時05分)

復活の16強 フォンセカ撃破し涙 (7時55分)

大坂なおみと今季4度目の対戦へ (6時50分)

王者シナー 望月慎太郎を警戒「危険」 (5時52分)

ジョコ 帝王フェデラーに並び最多勝 (4時28分)

大坂なおみ 世界1位と再戦「自信ある」 (3時30分)

望月慎太郎 シナー戦「ペース乱したい」 (2時37分)

望月慎太郎 初の四大大会16強 (1時17分)

望月慎太郎 日本勢3人目の快挙で16強 (0時43分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!