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大阪府で開催されている全日本ジュニアテニス選手権、大会最終日の8月8日、14歳以下と12歳以下の男女シングルス決勝が行われた。14歳以下男子の決勝は、第9シードの宮本大勢と、第3シードの安上昴志の顔合わせに。
試合は、「ループボールやネットプレーなどをうまく使った緩急織り交ぜたテニスは好き」と話した宮本が6-4、6-4のストレートで勝利。初めての全国大会タイトルを獲得した。
一方の女子決勝は、第10シードの岩井真優と昨年12歳以下で準優勝した第2シードの伊藤沙弥の対戦。伊藤の鋭く速いボールを粘り強く拾い続けて伊藤のミスを誘った岩井が、フルセットの接戦を制した。岩井は「優勝できるとは思ってもみなかった。全国大会ではベスト16が最高だったので、優勝できてうれしい」と笑みがこぼれた。
12歳以下男子決勝は、第3シードの田島尚輝が第8シードの伊藤竹秋にストレート勝ち。「ボレーが好き」と話す田島は、ロブなどを使って相手をコート外で追い出し、最後はボレーで仕留めるプレースタイルで、全国大会初優勝を果たした。
女子の決勝は、7月下旬に行われた全国小学生決勝と同じカード、第1シードの宮本愛弓と第14シードの佃紫帆との対戦。全国小学生の時と同様に、今回も宮本がエッグボールやスライス、ボレーなどいろいろなショットを使ってミスの少ないテニスを展開し、佃を下した。これで宮本は全国選抜、全国小学生、全日本ジュニアと三冠を達成。また、14歳以下男子で優勝した宮本大勢と兄妹で全国優勝を果たした。
【主な結果】 ※カッコ内の数字はシード順
<U14男子決勝>
(9)宮本大勢 6-4,6-4 (3)安上昴志
<U14女子決勝>
(10)岩井真優 6-0,3-6,6-2 (2)伊藤沙弥
<U12男子決勝>
(3)田島尚輝 6-3,6-2 (8)伊藤竹秋
<U12女子決勝>
(1)宮本愛弓 6-4,6-0 (14)佃 紫帆
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