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男子テニスツアーのスウェーデン・オープン(スウェーデン/バスタッド、賞金総額35万8425ユーロ、クレー)は12日、シングルス2回戦の残り4試合が行われ、第2シードのN・アルマグロ(スペイン)が予選勝者のI・ミナール(チェコ共和国)を1-6, 7-6 (10-8), 6-4の逆転で下すなど、シード勢が順当に準々決勝進出を果たした。
世界ランク10位のアルマグロは、第1セットでは同216位のミナールに3度ものブレークを許しあっさり先取されてしまう。接戦となった第2セットはタイブレークへともつれ、ミナールが1度マッチポイントを握った。崖っぷちに立たされたアルマグロだったが、そのピンチを切り抜けると、タイブレークを制し勝敗の行方は第3セットへ。
これで息を吹き返したアルマグロは、第3セットでは1本のブレークポイントさえミナールに握らせず、ミナールから1度のブレークを奪うと1時間55分で勝利を手にし、順当にベスト8進出を決めた。
今大会2010年のチャンピオンであるアルマグロは、準々決勝で同胞のD・ヒメノ=トラバー(スペイン)と対戦する。ヒメノ=トラバーは予選を勝ち上がったA・ジアネッシを6-4, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同106位のヒメノ=トラバーは同146位のジアネッシに対し、第1セットでは1度、第2セットは2度のブレークに成功し、1時間24分のストレートで下し今季初のベスト8入りを果たした。
その他の試合では、シード勢が順当に勝ち進んだ。第3シードのA・ラモス(スペイン)が予選を勝ち上がったE・コロレフ(ロシア)を6-3, 6-3で、第6シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)もF・ジル(ポルトガル)を6-3, 6-4といずれもストレートで倒して準々決勝へ駒を進めた。
同46位のラモスは昨年9月に受けた右肘の手術からランキングを435位へと落としているコロレフに対し、各セットで1度ブレークを許したものの、第1セットでは2度、第2セットでは3度のブレークを奪うと1時間22分のストレートでベスト8進出を決めた。
そのラモスと準々決勝で対戦する第6シードのディミトロフは、各セットで1度ずつのブレークをジルに奪われたが、2度ずつのブレークを奪い返し1時間21分で危なげなく勝利、ウィンブルドン前のAEGON選手権に続いて今季2度目の準々決勝進出を決めた。
今大会の優勝賞金は6万4700ユーロ。
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