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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会初日の25日、女子シングルス1回戦が行われ、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)がAn・ロディオノワ(オーストラリア)に6-2, 6-3のストレートで勝利、順当に2回戦に進出した。
生涯グランドスラムと世界ランク1位への返り咲きを決めた全仏オープン決勝以来となる試合に臨んだシャラポワだったが、この大事な初戦で23本のウィナーを決めるなど、約1年ぶりとなるグラスコートを快勝した。
「いつでも最初の試合はトリッキーなものです。各セットの終盤でリズムを崩してしまいました。しかし、全体を通してのパフォーマンスには満足しています。」とシャラポワ。「このセンターコートに戻ってくるのは、気分が良いものです。私にとって、とても特別な場所です。」
先の全仏オープンでは肩の怪我を乗り越えてグランドスラム優勝を果たしただけではなく、生涯グランドスラム達成、さらにナンバー1に返り咲きを果たしたシャラポワは、怪我からの完全復活ということになる。
「怪我からの復活ということであれば、終わりました。グランドスラム優勝に世界ランク1位になったのですから。しかし、自分のキャリアは終わってはいません。」
「私はまだまだですし、これまで自分が達成してきたことには感謝しています。しかし、もっと多くのことを達成できると信じています。その思いが私を突き動かすのです。」と語ったシャラポワは昨年、準優勝を飾っている。
2004年の今大会で自身初のメジャータイトルを手に入れているシャラポワは、2回戦でT・ピロンコバ(ブルガリア)と対戦する。ピロンコバはこの日、予選勝者のV・ドロンチ(セルビア)を5-7, 6-0, 7-5の逆転で下し、2回戦に進出している。
今シーズン限りでの引退を表明している元女王のK・クレイステルス(ベルギー)は、第18シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)に6-2, 6-4のストレートで快勝、最後のウィンブルドンで初戦突破を果たした。
世界ランク47位のクレイステルスは、直前の前哨戦では腹筋を痛めて棄権していたものの、この日は試合を通して5度のブレークに成功するなど、怪我の影響は感じられないプレーで元女王対決を制した。
この他の上位シード勢では、第3シードのA・ラドンワンスカがM・リバリコワ(スロバキア)に6-3, 6-3で、第5シードのS・ストザー(オーストラリア)がC・スアレス・ナバロ(スペイン)に6-1, 6-3で、第8シードのA・クルベールがL・フラデカ(チェコ共和国)に6-4, 6-1で、そして第11シードのN・リー(中国)がK・ペルバク(カザフスタン)に6-3, 6-1で勝利するなど、順当に2回戦に勝ち上がっている。
この日は日本勢から2人が初戦に登場したが、森田あゆみ(日本)がJ・ガイドソバ(オーストラリア)に6-4, 6-3で勝利した一方、土居美咲(日本)はA・ルス(オランダ)に5-7, 3-6で敗れており、明暗が分かれる結果となっている。
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