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女子テニスツアーのガシュタイン女子(オーストリア/バートガシュタイン、賞金総額22万ドル、クレー)は日曜日に決勝戦を行い、第7シードのA・コルネ(フランス)が第2シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)を7-5, 7-6 (7-1)で振り切り、見事、4年ぶりの優勝を飾った。コルネは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
コルネは第1セット、5-5からウィックマイヤーのサービスをブレークすると、そのリードを生かしてこのセットを7-5で先取する。
第2セットに入っても勢いを失わなかったコルネは5-3とリードするが、粘るウィックマイヤーに5-5まで追いつかれる。
試合は結局タイブレークに入ったものの、集中力を切らさなかったコルネがタイブレークを7-1で締めると、そのまま試合に終止符を打った。マッチポイントではウィックマイヤーのフォアハンドがネットにかかった。
試合後、コルネは「今年はこの大会で優勝したいと思っていました。4年ぶりのタイトルなんて信じられません。うれしさでいっぱいです」と喜びを語った。
コルネとウィックマイヤーはともに22歳で、両選手ともに数年前に一度ピークを迎えた後にランキングが下降、そして現在は再び世界ランキングを上げてきている。コルネは2009年にキャリア最高の11位を、ウィックマイヤーは2010年に12位を経験している。現在のランキングはコルネが73位でウィックマイヤーが37位。
コルネは2008年にブダペスト大会で唯一のツアー優勝を飾っており、今回の優勝で2勝目を決めた。これでコルネの決勝戦での戦績は2勝3敗となった。
一方、準優勝に終わったウィックマイヤーは過去にツアーで3勝していた。2009年のエストリルとリンツ、2010年にはオークランドの大会を制覇しており、今回はそれ続く4勝目を狙ったが、惜しくも次回に持ち越しとなった。
今大会の前に両者は過去1度だけ、2009年のルクセンブルグの大会で対戦があり、そのときはウィックマイヤーが辛勝していた。今回の対戦により両者の戦績は1勝1敗のタイとなった。
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