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男子テニスの国別対抗戦であるパワー・ホース世界チーム・カップ(ドイツ/デュッセルドルフ、賞金総額80万ユーロ、クレー)は26日、セルビアとチェコ共和国の決勝が行われ、3試合全てに勝利したセルビアが2度目の優勝を飾った。
2009年の今大会でもセルビアのメンバーだったJ・ティプサレビッチ(セルビア)とV・トロイキ(セルビア)がこの日の試合でも活躍、ティプサレビッチはT・ベルディフ(チェコ共和国)に7-5, 7-6 (10-8)で勝利すると、トロイキがR・シュティエパネック(チェコ共和国)に2-6, 6-4, 6-3で勝利、一気に優勝を決めた。
1時間56分でチームに勢いを与える1勝目を挙げたティプサレビッチは「とても堅実な試合でした。両セットの終盤で、少しだけラッキーでした。第2セットでは、重要なポイントで彼のガットが切れましたが、それでも勝利に代わりはありません。重要なポイントでより良いプレーが出来ました。」と、試合を振り返った。
一方のベルディフは「2人とも堅実なプレーでしたが、少しこちらにアンラッキーなことがありました。しかし、これもテニスです。」と、ツキに見放されていたことを認めている。
続く第2試合では、トロイキが第1セットを失う苦しい立ち上がりながらも、ベテランのシュティエパネックを2時間8分の逆転で破り、セルビアの優勝を決めた。
逆転負けを許したシュティエパネックは「序盤のうちは押していました。ゲームをコントロールしていました。しかし、これまでの疲労が徐々に響いてきました。足にきてしまいました。」と、敗因を語った。
最後に行われたダブルスでは、ティプサレビッチ/N・ジモンイッチ(セルビア)組がベルディフ/F・チェルマク(チェコ共和国)組に6-3, 6-1のストレートで勝利、有終の美を飾っている。
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