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男子テニスツアーのマスターズ・シリーズであるモンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、賞金総額242万7975ユーロ、クレー)は19日、シングルス3回戦8試合が行われ、第12シードの錦織圭(日本)は第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)に6-2, 2-6, 4-6の逆転で敗退、ベスト8進出はならなかった。
ここまでベルディフに対し2勝0敗と勝ち越していた錦織は、試合開始から4ゲームを連取するなどプレーの安定しないベルディフを圧倒、このセットでは自らのサービスゲームで2ポイントしか失わないなど、隙のない展開でセットを先取する。
第2セットでは2-2までサービスキープが続く展開となるが、ここからベルディフが一気に4ゲームを連取してセットオールに追いつく。
天王山となった第3セット、錦織のサービスゲームとなった第2ゲームで15-40とベルディフがブレークチャンスを迎えたものの、ここは錦織が挽回に成功してサービスキープ、その後はお互いに一歩も譲らぬ展開でサービスキープが続く。
試合の流れが変わったのは第9ゲーム、30-0から30-40とブレークチャンスを握った錦織は、コースを巧みについたグラウンドストロークでチャンスボールを誘い出すが、このボールをミスしてしまう。これで息を吹き返したベルディフがサービスキープしてゲームカウント5-4とすると、続く第10ゲームをブレーク、2時間で試合に終止符を打った。
3戦目にして錦織から初勝利を挙げた世界ランク7位のベルディフは、準々決勝で第3シードのA・マレー(英国)と対戦する。マレーはこの日、J・ベネトー(フランス)と対戦したが、第1セット6-5としたところでベネトーが右足首の負傷を理由に棄権、ベスト8進出を決めた。
第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は試合が始まる1時間前に祖父の訃報を耳にしながらも、第16シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)に2-6, 6-1, 6-4の逆転で勝利している。
マッチポイントでドルゴポロフのリターンがアウトになると、ジョコビッチは膝を抱え込むようにガッツポーズで勝利を喜ぶと、両手で天を仰いで亡き祖父に勝利を捧げた。
この日のジョコビッチは試合後に行われる記者会見に登場することはなかった。かわりにATPによる声明が発表され「試合前に祖父を亡くした彼にとって、プレーすることすら辛かったことでしょう。彼は勝利後、肉体的にも、精神的にも、そして感情的にも疲労しきっています。」と、ジョコビッチが憔悴していることを明らかにしている。
ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのR・ナダル(スペイン)は、M・ククシュキン(カザフスタン)に6-1, 6-1のストレートで快勝、わずか1時間でベスト8進出を決めている。
この他の試合の結果は以下の通り。
JW・ツォンガ(フランス) (4) ○-× F・ベルダスコ(スペイン) (13), 7-6 (9-7), 6-2
G・シモン(フランス) (9) ○-× J・ティプサレビッチ(セルビア) (7), 6-0, 4-6, 6-1
S・ワウリンカ(スイス) ○-× N・アルマグロ(スペイン) (8), 6-3, 6-3
R・ハース(オランダ) ○-× T・ベルッチ(ブラジル), 6-2, 6-3
今大会の優勝賞金は46万260ユーロ。
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