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男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・エリクソン・オープン男子(アメリカ/マイアミ、賞金総額397万3050ドル、ハード)は月曜日にシングルス3回戦残り8試合を行い、第31シードのA・ロディック(アメリカ)が第3シードのR・フェデラー(スイス)を7-6 (7-4), 1-6, 6-4のフルセットの接戦の末下す大金星を飾った。
2003年11月に世界ランク1位に上り詰めたロディックだったが、このところ調子を崩し現在は34位へと後退しており、周囲からは引退ではと囁かれるほどだった。
しかしこの日の試合、第1セットをタイブレークの接戦の末に先取すると、第2セットではフェデラーに流れを奪われセットオールへと追い付かれてしまったロディックだったが、この日の彼は違った。
勝敗がかかった第3セット、第1ゲームをしっかりキープしたフェデラーは続く第2ゲームでは0-40とロディックのサーブでもポイントを連取し、一気に引き離すかに見えた。しかしロディックはそのゲームで4度訪れたブレークポイントをしのぐと、続くフェデラーのサーブをブレーク。その後はますますサーブの調子を上げ、この日記録した12本のサービスエース中、第3セットだけで7本も叩き出すなどフェデラーに反撃のチャンスを与えなかった。
「スポーツに台本などないのです。だから世界でもっとも楽しいエンターテイメントなのでしょう。試合は終わるまで何が起こるか分からないのです。」と語るロディックは、最後のゲームでの30-30から2本連続で210キロを超えるサービスエースで試合に終止符を打った。
敗れたフェデラーは、これでトップ20以下の選手との連勝が77でストップした。「今日は元世界1位の選手に負けたのです。世界30位台の選手に負けた気分ではありません。彼(ロディック)は偉大なチャンピオンですし、彼の素晴らしいプレーを見るのは嬉しいものです。今日は彼とアメリカテニスにとって最高の夜になったのではないでしょうか。」と敗れたものの、ロディックへの尊敬の念を表していた。
ロディックに代わり現在のアメリカ人男子ナンバー1である第8シードのM・フィッシュ(アメリカ)も、第28シードのK・アンダーソン(南アフリカ)を6-4, 6-3のストレートで下して、順当に4回戦進出を決めた。
この日のグランドスタンド・コートの第1試合に登場したフィッシュ。アメリカ男子のエースにも関わらず、まだスタジアム・コートで試合が組まれていない事に不満をもらしていたが「日中に試合をするのが好きなんだ。日差しの下でね。それにいつ試合が始まるのかはっきり分かる方が良いよ。」と、この日の快勝も手伝ってかご機嫌でインタビューに答えていた。
ベスト8進出を懸けてロディックは第14シードのG・モンフィス(フランス)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で下した第21シードのJ・モナコ(アルゼンチン)と、フィッシュは第20シードのF・ベルダスコ(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで倒した第12シードのN・アルマグロ(スペイン)と4回戦で対戦する。
その他、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第27シードのV・トロイキ(セルビア)を6-3, 6-4で、第5シードのD・フェレール(スペイン)も第30シードのJ・ベネトー(フランス)を7-6 (7-5), 6-4と、順当に4回戦へ駒を進めた。
ジョコビッチはA・ラモス(スペイン)を6-2, 5-7, 6-3で振り切った第17シードのR・ガスケ(フランス)と、フェレールは第23シードのM・チリッチ(クロアチア)を6-3, 7-6 (7-3)で退けた第11シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)とそれぞれ4回戦で顔を合わせる。
現地27日のスタジアム・コート、11時スタートの第1試合には日本期待のエース、第16シードの錦織圭(日本)が第2シードのR・ナダル(スペイン)との4回戦に登場する。昨年の今大会の2回戦でもナダルと対戦している錦織。その時は4-6, 4-6で敗れていたが、今年はその雪辱に期待がかかる。
今大会の優勝賞金は65万9775ドル。
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