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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦、スイスとアメリカの対戦(スイス/フリブール、クレー)は12日、シングルス2試合が行われ、すでに勝利を決めているアメリカがこの日も完勝、通算5勝0敗で対戦を締めくくった。
日曜日までのダブルスでアメリカが3連勝を飾っていたため、消化試合となったこの日の試合、デ杯デビューとなる19歳のR・ハリソン(アメリカ)がM・ラマーに7-6 (7-0), 7-6 (7-4)で、金曜日にR・フェデラー(スイス)を破っているI・アイズナーがM・キウディネッリ(スイス)に6-3, 6-4で勝利、母国のベスト8進出に花を添えた。
消化試合ながらも、デビスカップ初試合を行ったハリソンは「本当にエキサイティングでした。今週、チームの一員になれたことは大きな経験です。」とコメントしている。
今大会通算で最多となる32回の優勝を誇るアメリカは、4月6日から行われる準々決勝でフランスと対戦することとなる。
対戦2日目のダブルスでM・フィッシュ(アメリカ)とM・ブライアン(アメリカ)が、北京五輪の金メダリストであるフェデラーとS・ワウリンカ(スイス)を撃破したため、監督であるJ・クーリア(アメリカ)はこの日のシングルスにライアンが指名していた。
現役時代にはグランドスラムで4勝しているクーリアは「彼には武器がある。まだまだ伸び代があるし、それをベンチで直接見るのが楽しみでした。」と、まだ10代ながらも完成されつつあるオールラウンドなハリソンのプレーを評価した。
一方、初日のシングルスでスイスのエースであるフェデラーを4セットで破り、チームが勝利する原動力となっていたアイズナーは「今週はトリッキーなコンディションでも、間違いなくトップレベルのプレーができました。ヨーロッパの2月に、それもクレーで。サーフェスも相手も関係なく、ポイントと試合をコントロールできました。」と、自らのプレーに満足していた。
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