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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦、セルビアとスウェーデンの対戦(セルビア/ニス、ハード)は10日、シングルス2試合が行われ、ホームのセルビアがそれぞれ勝利、2勝0敗とベスト8進出に王手をかけて初日を終えた。
世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)を欠くセルビアであったが、第1試合で世界ランク9位のJ・ティプサレビッチ(セルビア)がF・プルピクに6-3, 6-3, 6-4のストレートで勝利すると、続く第2試合ではV・トロイキ(セルビア)がM・リデルシュテッドに6-4, 6-3, 5-7, 6-3で勝利、詰めかけたホームの大観衆の期待に応えた。
この日は43本もの凡ミスを犯しながらも、勝負所ではウィナーを決めてプルピクを振り切ったティプサレビッチは「金曜日に満員のお客さんに来て頂いたことはありません。とても嬉しいです。」と、試合後のオンコートインタビューに答えている。
第2試合が始まる前には、ちょっとしたサプライズがった。この日が26歳の誕生日だったトロイキへ、試合前に会場から歌のプレゼントを贈られていた。
両者ともに40本を超えるウィナーの打ち合いとなった乱打戦を制したトロイキは「間違いなく最高の誕生日になりました。この会場の雰囲気は素晴らしく、いつまでも記憶に残るでしょう。土曜日のダブルスで勝負を決めたいと思います。」とコメントしている。
土曜日に行われるダブルスでは、セルビアからティプサレビッチ/N・ジモンイッチ(セルビア)組が、スウェーデンからはJ・ブランストロム(スウェーデン)/R・リンドステッド(スウェーデン)組が登場する予定となっている。
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