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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、賞金総額39万8250ユーロ、ハード)は木曜日、シングルス2回戦残り5試合が行われ、ディフェンディング・チャンピオンで第4シードのI・ドディグ(クロアチア)がG・ガルシア=ロペス(スペイン)を4-6, 6-4, 6-4の逆転で下し、ベスト8進出を決めた。
ドディグは第1セットをガルシア=ロペスに奪われたものの、第2セットでは1度もブレークを許さず、逆に1度のブレークをガルシア=ロペスから奪い勝敗の行方は第3セットへ。その第3セットでは5-4とリードしサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、ブレークポイントをガルシア=ロペスに握られるピンチに陥る。しかし、そのピンチを切り抜け、2時間37分の接戦を制してベスト8入りを果たした。
昨年の今大会の準決勝でも対戦している両者は、その時もフルセットの接戦を演じていた。ドディグは「ここザグレブでは、簡単な試合はないようだね。今日の試合もその通りだった。恐らく明日の試合はより一層厳しいものになるだろう。」と試合後にジョークを交えて語っていた。準々決勝でドディグは、第6シードのM・バグダティス(キプロス)と対戦する。
この日バグダティスは、L・クボット(ポーランド)を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。2007年には今大会でタイトルを獲得しているバグダティスは、この試合では1度もブレークをクボットに奪われず、第1セットで1度、第2セットでも2度のブレークをクボットから奪うと、76分の快勝で準々決勝へ駒を進めた。
その他の試合では、第2シードのA・ボゴモロフJR(アメリカ)が敗退する波乱に見舞われた。その波乱を演じたのはL・ラコ(スロバキア)で、ボゴモロフJRを6-0, 6-7 (1-7), 6-1のフルセットで下した。
第1セットでは世界ランク97位のラコに圧倒されてしまった同35位のボゴモロフJRは、第2セットでも序盤でブレークを許し0-3とリードされてしまう。しかしそこからブレークバックに成功し、そのセットはタイブレークで奪い返し、セットオールとした。
第3セットも両者サービスキープでスタートし接戦になるかと思われたが、1-1からボゴモロフJRはわずか14分で5ゲームを連続してラコに奪われてしまい、反撃の糸口を掴めないまま1時間55分で敗退する結果となってしまった。ラコは第7シードのR・ハース(オランダ)と準々決勝で対戦する。
その他のシード勢は順当な勝ち上がりを見せた。第3シードのM・ヨージニ(ロシア)がG・ゼミヤ(スロバキア)を6-1, 6-3で、第8シードのI・カルロビッチ(クロアチア)もD・セラ(イスラエル)を6-3, 6-2と、いずれもストレートで倒し順当に準々決勝進出を決めた。
世界ランク39位のヨージニは同121位のゼミヤに対し、自身のサーブではわずか10ポイントしか失わず、1度もブレークポイントを握られない完璧なサービスゲームを展開。ゼミヤから各セット、2度ずつのブレークに成功し、75分の快勝で開幕戦のドーハ大会に次いでシーズン2度目の準々決勝へ駒を進めた。
そのヨージニと準々決勝で対戦するカルロビッチは、208cmの長身から繰り出すサーブで、この試合でも175cmのセラから12本のサービスエースを記録し、1度もブレークを許さなかった。逆にカルロビッチは各セットで2度ずつのブレークに成功し、わずか66分の圧勝でセラを退けた。
今大会の優勝賞金は6万8220ユーロ。
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