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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会10日目の25日、女子シングルス準々決勝が行われ、第4シードのM・シャラポワ(ロシア)が同胞のE・マカロバ(ロシア)に6-2, 6-3のストレートで快勝、優勝した2008年以来となるベスト4進出を決めた。
女子シングルスで最後となるベスト4の座を勝ち取ったシャラポワは、第2シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)と決勝進出を懸けて対戦する。
昨年の東レPPOで負傷した足首の怪我が長引き、今シーズンは前哨戦には出場せずにコンディションの調整を行っていたシャラポワは、かつてないほどモチベーションに溢れていた。
「大会前にも言いましたが、朝起きてコートに戻ることだけでとても嬉しかったです。やる気に満ち溢れています。テニスは人生での喜びを与えてくれましたし、あと何年もプレーを続けるでしょう。」
一方で世界ランク56位のマカロバは、4回戦でS・ウィリアムズ(アメリカ)をストレートで破ってのベスト8進出だったが、この日は好調を維持しているシャラポワの前に快進撃を続けることはできなかった。
「セリーナとの試合ではベストのプレーができたと思います。セリーナの調子も良くなかったですが。」とマカロバ。「今日はミスをしてしまいました。だけど、それ以上にマリアが素晴らしかったです。彼女にプレッシャーをかけられて、ベストのプレーとはいきませんでした。」
第1セットを2度のブレークで先制したシャラポワは、第2セットでも2度のブレークに成功。マカロバに1度だけブレークを許したものの、それ以上の反撃を許さないプレーで格の違いを見せつけた。
「今日は堅実でした。彼女はキャリア最高の勝利をしていましたから、本当に良いプレーをしてくると思っていました。彼女にオープンコートを与えないことが大切でした。」
さらにシャラポワは「自分のプレーでアドバンテージをとって、前の試合よりも良いプレーをしたかったのです。必要な時にレベルを上げられたと思います。」と、自らのプレーを評価した。
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