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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会2日目のナイトセッションで男子シングルス2回戦が行われ、主催者推薦で出場のL・ヒューイット(オーストラリア)がC・M・ステベ(ドイツ)に7-5, 6-4, 3-6, 7-5で勝利、2回戦に進出した。
現在は左足首の怪我の影響により、世界ランキングを181位まで落としているヒューイットは、今年は主催者推薦での出場となっている。またヒューイットが今大会に出場するのは16年連続のことで、これは大会記録となる。
第1、第2セットを連取したヒューイットは、第3セットでは一瞬の隙を突かれてステベにブレークを許し、第4セットでも1-5と大きくリードを奪われる。
誰もがファイナルセットに突入すると思っていたが、ここからヒューイットが反撃に転じ一気に6ゲームを連取、およそ4時間のマラソンマッチを制した。
試合後のオンコートインタビューで、元世界王者のJ・クーリア(アメリカ)に第4セットのことを聞かれたヒューイットは「よく分からないよ。ただ粘っていました。彼にプレーをさせ続けました。」と答えている。
ヒューイットは2回戦で第16シードのA・ロディック(アメリカ)と対戦する。ロディックはこの日、R・ハース(オランダ)を6-3, 6-4, 6-1のストレートで下している。
ともに元世界ランク1位であるヒューイットとロディックは、これまでに13度の対戦があり、ロディックが7勝6敗でリードしている。この全豪の舞台では2005年の準決勝で両者は対戦しており、その時はヒューイットが4セットで勝利している。
またヒューイットは地元ファンからの応援について「とても素晴らしいよ。第4セットでは本当に励みになりました。これはお金で買える感覚ではありません。アドレナリンが噴き出すようです。」と、最高級の賛辞を述べている。
この他の試合では、第19シードのV・トロイキ(セルビア)が元王者のJ・C・フェレーロ(スペイン)に4-6, 6-7 (3-7), 6-2, 7-6 (7-3), 6-2の大逆転で勝利、辛くも2回戦に進出している。
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