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女子テニスツアー最終戦であるWTAチャンピオンシップ(トルコ/イスタンブール、賞金総額490万ドル、ハード)は大会6日目の30日、シングルス決勝が行われ、P・クヴィトバ(チェコ共和国)がV・アザレンカ(ベラルーシ)に7-5, 4-6, 6-3のフルセットで勝利、自身初となるビッグタイトルと優勝賞金175万ドルを手に入れた。
試合の流れを最初に掴んだのはクヴィトバ。第1セット序盤で2度のブレークに成功し、5-0とアザレンカからリードを奪う。アザレンカはここから5-5まで追いついたものの、続く2ゲームをクヴィトバが連取する。
第2セットに入ると、アザレンカはベースラインから安定したプレーを展開すると、クヴィトバから2度のブレークに成功しセットオールに追いつく。
全ての命運が決まる第3セット、オープニングゲームでクヴィトバが3本のブレークピンチを切り抜けてキープに成功すると、続く第2ゲームでアザレンカのサービスゲームをブレーク。2-0とリードしたクヴィトバは、そのままアザレンカの追撃を振り切り、2時間28分で勝利を挙げた。
「ここでプレーするなんて信じられません。」と語ったクヴィトバは、今年のウィンブルドン準決勝でもアザレンカに勝利しており、自身初となるメジャータイトル獲得の足掛かりとしていた。
「ここにチャンピオンとして座っているなんて、想像もしていませんでした。本当に大きなステップです。」と試合後に勝ったクヴィトバは、今季6勝目となるタイトルとなる。これは世界ランク1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)に並ぶ数字となった。
一方で敗れたアザレンカは「負けたのは辛いことですが、優勝にふさわしいチャンピオンに敗れたことは嬉しく思います。今日のペトラは素晴らしいプレーをしていました。」と、潔く敗戦を受け入れていた。
21歳のクヴィトバは、今シーズンが始まったころにはトップ30にも入っていなかったが、トップ8しか出場できないツアー最終戦に初出場を果たしていた。そして、今大会で優勝したことにより、世界ランク2位で今シーズンを終えることとなった。
「今シーズンが始まった時には、何の目標も定めていませんでした。ただ、自分のプレーを向上させたかっただけです。だけど、ウィンブルドンで優勝し、今大会でも優勝、さらに世界ランク2位になります。ただ夢のようです。」
またクヴィトバは今大会初出場で優勝した史上3人目の選手となった。これまでには、2001年のS・ウィリアムズ(アメリカ)、そして2004年のM・シャラポワ(ロシア)がツアー最終戦での初出場初優勝の快挙を成し遂げていた。
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