HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、賞金総額121万4500ドル、ハード)は大会2日目の4日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦の杉田祐一(日本)はM・ラオニチ(カナダ)に7-6 (7-4), 3-6, 6-7 (1-7)のフルセットで惜敗、2回戦進出はならなかった。
昨年の全日本選手権で優勝し、今大会には主催者推薦(ワイルドカード)で本戦出場権を手に入れていた杉田に対し、世界ランク30位のラオニチは、この日がウィンブルドン以来となるツアー復帰となった。
この日のセンターコート第1試合として行われたこの対戦、第1セット第5ゲームでラオニチがブレークに成功すると、続く第6ゲームで杉田がブレークバック、その後はお互いに一歩も譲らぬサービスキープが続き、タイブレークに突入する。
このタイブレークでは1-1から4ポイントを連取した杉田が5-1とリードを奪うと、5-3からサービスエースを決めてセットポイントのチャンスを迎える。1本目のセットポイントではラオニチがウィナーを決めて切り抜けたが、2本目でラオニチがフォアハンドをエラー、杉田がセットを先取する。
番狂わせの期待が高まった第2セットでは、第4ゲームで杉田がダブルフォルトをきっかけにミスを連発、ラオニチにブレークを献上してしまうと、そのままサービスゲームをキープし続けたラオニチがセットオールに追いつく。
天王山となったファイナルセットはお互いにデュースにすらならずにサービスキープを続け、この試合2度目のタイブレークに突入する。このタイブレークで杉田は、1ポイント目をフォアハンドのウィナーで先制したものの、そこからラオニチに7ポイントを連取されゲームセット、2時間12分で敗れた。
試合後のインタビューで杉田は「このレベルのテニスは出せる。」と自分のパフォーマンスへの自信を深めた一方、「年間を通じてこのレベルを続けられるかがキー」と、今後の課題を口にしていた。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.